まさか、私がヘッセに手を出すとは、思ってもみませんでした。
どうしても、翻訳本が得意ではない私は、外国文学を読むことは
ほとんどありません。
翻訳された本は、表現がぎこちない感じがして、
どうしても素直に読めないのです・・・。
この本を読んでみようと思ったのは、偶然のことでした。
少し前に買った、ヨガジャーナルで紹介されていて、
それなら読んでみようかな・・・と、軽い気持ちで読み始めました。
最初は、やっぱり文章の表現が苦手で、読むのをやめようかと思ったほどでしたが、
読み進めて行くうちに、どんどん引き込まれて行きました。
偉大なるお釈迦様でさえも、迷い、悩み、苦しみ抜いて、
悟りを開いたということ。
最終的に、川の流れから自分の求めている答えを見出した場面は、
はっとさせられるものがありました。
私自身の状況と重ね合わせ、多くの気づきを得られた本です。
誰だって、悩んだり迷ったりするもの。
そこから何を学ぶかが、大事なのだと思うのです。
苦しい状態を抜けたとき、ふと見えるものがあるはず。
”ヘッセ=車輪の下”というイメージが強かったのですが、
私が知らなかっただけで、こんな素晴らしい作品があったのか・・・と、
改めて驚いた次第です。
そんなに長い作品ではないので、何度も繰り返して読んでみたいです。
読むたびに、いろいろなヒントをもらえるような気がします。
Ayu
*シッダールタ ヘッセ・著 新潮文庫
*ISBN978-4-10-200111-0
どうしても、翻訳本が得意ではない私は、外国文学を読むことは
ほとんどありません。
翻訳された本は、表現がぎこちない感じがして、
どうしても素直に読めないのです・・・。
この本を読んでみようと思ったのは、偶然のことでした。
少し前に買った、ヨガジャーナルで紹介されていて、
それなら読んでみようかな・・・と、軽い気持ちで読み始めました。
最初は、やっぱり文章の表現が苦手で、読むのをやめようかと思ったほどでしたが、
読み進めて行くうちに、どんどん引き込まれて行きました。
偉大なるお釈迦様でさえも、迷い、悩み、苦しみ抜いて、
悟りを開いたということ。
最終的に、川の流れから自分の求めている答えを見出した場面は、
はっとさせられるものがありました。
私自身の状況と重ね合わせ、多くの気づきを得られた本です。
誰だって、悩んだり迷ったりするもの。
そこから何を学ぶかが、大事なのだと思うのです。
苦しい状態を抜けたとき、ふと見えるものがあるはず。
”ヘッセ=車輪の下”というイメージが強かったのですが、
私が知らなかっただけで、こんな素晴らしい作品があったのか・・・と、
改めて驚いた次第です。
そんなに長い作品ではないので、何度も繰り返して読んでみたいです。
読むたびに、いろいろなヒントをもらえるような気がします。
Ayu
*シッダールタ ヘッセ・著 新潮文庫
*ISBN978-4-10-200111-0