今日は天気の良い1日でしたが、ずっと家にこもっておりました。

外に出るのもいいけれど、最近は家で過ごす時間も、何だか楽しい。
朝ゆっくり起きて、掃除をして、昨日実家から届いた野菜をやっつけて、
あとはあったかいものを飲みながら、ひたすら読書。

あ~、幸せ♪

さて、今日読んでいたのは、”贅沢を味わい 質素も楽しむ”です。
在フランス歴が長かった方が書いた、フランス人の生活が書いてある本です。

特にフランスが好きなわけでも、興味があるわけでもありませんが、
タイトルに惹かれて、読んでみたいなぁと思い、手に取りました。
自分の毎日の生活に、何かヒントをくれるかなぁと思って。

読んだ感想は・・・納得。
って言うか、普段の私の生活と、あんまり変わらなかった^^;

フランス人が、実はあんまりモノを買ったりしないと言うことは、
この本を読んで、初めて知りました。
数多くのモノを持つのではなく、本当に気に入ったものを、
ひたすら大切に、長く使う。
自分の個性を大事にして、時にリメイクする手間も惜しまない。

私は不器用なので、手作りをすることはほとんどありませんが、
基本買い物好きという訳でもないので、モノを買うことは少ないです。
(本だけは、惜しまずにせっせと買いますけど・・・)

だから、一度買ったものはしつこく使い続けるほうです。

考えてみると、今私の手元にあるものは、もう何年も使っているものばかり。
体型がそれほど変わっていないせいもありますが、デニムは10年以上。
バッグにしろ靴にしろ、7~8年使っているものはザラ。

それもそのはず、私がモノを選ぶ基準は、”丈夫かどうか”。
親しい人に、”いい加減にしたら?”と言われるくらい、
とにかく重くて、硬くて、頑丈なものが大好き。
だから、簡単には壊れません。
壊れないから使いますし、使うから愛着も湧きますし。

時々、流行を追わない自分が恥ずかしいなと思うこともあったのですが、
この本を読んで、それでもいいんだと、ほんの少しだけ自信を持てました。

それだけでも、読んだ価値はあったかな。

今まで、全く興味がなかったフランス。
多分、これから先もフランスを目指すことはないでしょうけど、
ちょっとだけイメージが変わったのは事実です。



Ayu

*贅沢を味わい 質素も楽しむ
 吉村葉子・著 三笠書房
 ISBN978-4-8379-7870-1