最近、繰り返し読んでいる本です。

先週購入して、一度全て読んだものの、内容を上手く理解出来ず・・・。
もう1度読み返しています。

著者の小池龍之介さんは、東京にあるお寺の住職さん。
私より、1つ年上の方でした。

どうしても、宗教絡みの本は難しいと思いがちだったのですが、
年齢的に比較的若い方が書いた本と言うこともあり、
日常生活に活かせそうなことが、たくさん書いてあります。

・現代日本に蔓延する「ありがとう病」は心を歪ませる
・失うのが怖いという概念が自分の負担を増す
・「あなたのため」のアドバイス攻撃をしない

とか、日常生活でついついやってしまいそうなことが、
実は自分にも他人にも、感情的な負担を強いてしまっているのだと、
はっと気づくことがたくさんあります。

この本を読むと、仏教の教えがとても身近に感じられ、
改めて、宗教とは快適な毎日を過ごすための、生活の知恵なのだと思うのです。

もちろん、全てが簡単に納得できることばかりではありません。
でも、自分が取り入れられそうなものを取り入れるだけでも、
自分の心と生活が、少しずつ改善できるような気がします。

影響を受けやすい私は、この本を読み始めてから、
いろいろなものを捨てるようになりました。

これまで、なかなか捨てられなかったものたち。
お寺の住職さんがそういうなら、捨てても悪いことはないだろうと、
開き直って遠慮なく捨てています^^;

そうして、少しずつ余裕が出来た私の部屋。
何だか前よりも快適な気がする!!

やっぱり、何事にも余裕は必要ですね。

とても読みやすいこの本。
これからも、自分の生活を満喫するために、幾度となく読み返すと思います。



Ayu

*考えない練習 小池龍之介・著
 小学館
 ISBN978-4-09-388106-7