片桐はいりさんに弟さんがいることも、その弟さんがグアテマラでスペイン語学校を
開いていることも、この本を読んで初めて知りました。
 
偶然見つけた本だったけど、はいりさんの書く文章がこんなにも面白くて、
読む人を惹きつける魅力的なものだとは、今まで全く知りませんでした。
 
学生時代から、グアテマラを行ったり来たりしていて、
遂にはお世話になったスペイン語学校の校長先生と結婚してしまった、弟さん。
その生き方はとても独創的で、興味深いです。
 
でも、何よりはいりさんご一家の家族愛を、凄く感じるあったかい本です。
 
遠く離れていても、家族って繋がっていられるんだな・・・って、
改めて実感できる素敵な本。
何度も何度も読み返しました。
そのたびに、とても幸せな気持ちになります。
 
そして、はいりさんの旅の仕方がとっても素敵で!!
人との出会いを大切にして、一瞬一瞬を丁寧に切り取った文章を読んでいると、
私もこんな旅をしてみたい!と、心から思います。
 
私の大好きな本。
これからまた、何度も読み返すことになると思います。
 
 
Ayu
 
*グアテマラの弟 
 片桐はいり・著 幻冬舎
 ISBN978-4-344-01340-7