おかげさまで、無事コンサートが終了いたしました。

今日は、とても寒い1日でした。
そんな日にも関わらず、たくさんの方が足を運んでくださり、
今年も304席入る客席は満席。
本当に、ありがたいなぁと思います。

今回のコンサートを迎えるにあたり、私は不安ばかりで。
仕事が変わって、なかなかギターに専念する時間が取りづらくなってしまい、
本当に練習したのは、コンサート前の3ヶ月くらいだったような・・・。

思えば私は、何に於いても短期集中型のような気がします。
短期間で頑張った方が、必死になる分集中力が発揮できるのでしょう。
ギリギリまで動き出さないこの性格、何とかしたい・・・。

さっきまで、今日の演奏CDを聴いていました。
今年は、存在感のあるメンバーが3人も相次いで休部や退会となってしまい、
淋しく思うと同時に、ちょっと不安に感じていたのですが、
欠けてしまった部分を埋めるように、他のメンバーが底力を発揮しました。
我がグループながら、本当に凄い!!

演奏には、後悔がたくさんあるものの、雰囲気と気持ちは100%だったなぁと、
私自身は思っています。
さてぃえさんに、”大笑いしすぎじゃない?”と言われるほど、
ステージ上にも関わらず、たくさん笑いました。

今年も駆けつけてくれた仲間たち。
毎年聴きに来てくれている人、初めて来てくれた人、久しぶりの人。
思いがけず来てくださった、前職の方。お母さんを連れてきてくれた友達。
”来年も聴きに来るからね”って言葉が、どんなに力強くてありがたかったか。

そして、病に倒れてしまい、急にサークルをお休みすることになったKさん。

まだ身体は完全に回復していないものの、この寒い中足を運んでくれました。
平日に休みを取ることが出来ず、結局入院中にお見舞いへ行けなかったことが、
私の心に深く深く引っかかっていました。
Kさんがいないことが、本当に淋しくて、時々思い出しては泣いたこともありました。

だから、今日久しぶりに会えたときは、とてもとても嬉しくて。

コンサート直前にも関わらず、顔を見た瞬間涙が止まらなくなりました。
Kさんも泣いてしまい、全然話が出来なかったけど・・・。
私の手を握ってくれたKさんの手は、とてもあったかかった。

言葉はなかったけど、私はKさんからパワーをもらいました。
そして、Kさんがいかにうちのグループで大きな存在だったのか、
みんなのことを支えてくれていたのか、改めて実感しました。

本当に、ありがとうございます。

ギターが好きなのはもちろんのこと、私は何よりうちのメンバーが大好きです。
ギターを始めなかったら、決して会うことのなかった人たち。
メンバーの入れ替えはあるものの、みんな繋がっていられる幸せ。

いつも帰ってこられる場所。
それが、うちのグループなのだと思います。

音楽は、私にたくさんの幸せをくれました。

最後に、女性5人+ベースで演奏した、”いのちの歌”の歌詞。
まさに、これが今の私の気持ちを表しているような気がするのです。

 いつかは誰でも この星にさよならをするときが来るけれど
 命は継がれていく
 
 生まれてきたこと 育ててもらえたこと
 出会ったこと 笑ったこと
 その全てにありがとう

 この命にありがとう



Ayu