今日は忙しい1日でした。

やらないといけないことがたくさんあって、全く余裕がなくて。
かなり思考回路が乱れていましたが、自分で決めたことだから!と、
帰りは1時間ほどスペイン語を勉強して帰って来ました。

いつもどおり、某カフェにてまったりしつつ勉強を・・・。
しばらくしたら、隣の席に年配のご夫婦が座りました。
寒さに耐えかね、ちょっと休憩と言う雰囲気の方々でした。

コーヒーを飲みながら、”寒いからあったまるね””おいしいね”と言う会話が、
何度か聞こえて来ました。
何だか、ほのぼのしちゃいました(^-^)

例えコーヒー1杯だったとしても、感謝して戴く事が出来る人は幸せだと思う。
そして、ご夫婦揃って”おいしいね”って、笑顔で言い合えることは、何よりだと思う。

最近、学校給食の現場では、”お金を払っているのだから、いただきますと言わせないで欲しい”
とおっしゃる親御さんがいらっしゃるとか。
お金を払っているのだから、食べて当然だという考えのようです。

何だか、淋しいな・・・。

偏食の私は、食に対して意見出来るような立場ではないと思っています。
でも、自分が食べられるものに関しては、極力残さず戴くことにしています。

小学生の頃、座禅会に参加しました。
その時、”残すくらいなら、箸をつけないこと”と教わりました。
箸をつけたら、最後まで食べること、と。
生命を戴くのだから、中途半端に残すなどもってのほか!ということなのだと思います。

それが、もう20年近く経った今でも忘れられず、食事をするときには必ず思い出すのです。

日本の食事マナーには、仏教の影響が色濃く出ているそうです。
自分の目の前の食事に対して、関わってくださった全ての人に感謝すること、
それが”いただきます”や”ごちそうさま”と言う言葉に繋がっているのです。

将来、もし自分が子供を育てる日が来たら、そういうことはきちんと教えたい。
食べ物に感謝して戴く事が出来る人に育てたい。

カフェのお隣の席の会話から、いろいろなことを考えてしまった私です。



Ayu