旅は、
その旅がいくらひどくても、
その思い出は
すばらしいものになる。


休みなので帰省しています。
今日は本当に寒い日。
昼前から急に、雨なのか氷の粒なのか、冷たいものが降りだしました。

あまりの寒さに動く気を無くし、本屋へ連れていってもらって、本を購入。
で、ずーっとストーブの前に丸まって、読んでいます。

よしもとばななさんの、“人生の旅をゆく”。
ばななさんの本は、以前に2冊読んだことがあります。
ご自身が行かれた、旅先を舞台に書かれた小説でした。
それがあまりに印象的だったので、今回はこのエッセイを選んでみました。

あ~、どっか行きたい!!

この本も、私の旅虫をチクチク刺激するものでした。
その土地の空気や、喧騒を想像させるような文章。
私も、旅先では日常を求めるタイプです。

おしゃれなレストランで食事をして、ブランド品を買いに行って・・・って言うのは、
何だか落ち着きません。
それよりも、サンダルでペタペタ歩き回って、道端で調理しているのを見るほうが、
ぐっと来たりします。

観光地に行くのも好きですが、それよりもひたすら散歩するほうが、
私の性にあってるような・・・。
だから、荷物が少なくて済むので、年中暑い国が大好きです(^-^)

で、冒頭の言葉。

この本に出てくる文章なのですが、激しく納得してしまいました。
旅先ではいいことばかりがあるわけではなく、
どちらかというと苦労が多かったりしますが、
むしろ苦労した場所のほうが、愛着が湧いたりします。

だから、旅はやめられない!

今はなかなか時間がなくて、遠くへ行けませんが、
時間が出来たらいつか必ず・・・。

今回も、いい本に出会えました♪



Ayu

*人生の旅をゆく*
よしもとばなな・著 幻冬社文庫
ISBN978-4-344-41299-6