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今日は、朝から両親がこちらへ来て、七夕を見に行きました。
あいにく、今日の天気も雨。でも、強い雨ではなかったので良かったです(^-^)

天気が悪かったので、それほどでもないかな・・・と思っていましたが、
やはり街は凄い熱気です!!
皆さん、あちこちから来てくださったようで、七夕祭りは大盛況でした♪

毎年のことですが、やはりこのお祭りは特別なものに感じます。
たくさんの七夕飾りが並ぶ様子は、まさに圧巻。
立ち止まって飾りを触ってみたり、写真を撮ったりと、皆さん思い思いに楽しんでいました。

うちの両親も、もう何度目か分からないほど七夕を見に来ていますが、
やはり、毎年感動するようです。
七夕飾り1つを作るのに、100万円程度掛かることもあるそうで、
参加企業が減っているという話も聞きましたが、それでもアーケード内に出店している
お店のほとんどが、七夕に参加しているような印象を受けます。

自分のお店の前に、自分たちの七夕飾りを飾ります。
各企業によって、会社のカラーが出るのでとても面白いです。

今年は撮影しませんでしたが、スタバの七夕飾りは例年緑色。
三越は、包装紙と同じ色柄の吹流しを下げていました。
メガネ屋さんは視力検査を、飲食店はメニュー表を吹流しにつけたり、
それぞれ工夫されていて、見ていて飽きません。

原爆の被害を繰り返さないように、吹流しが全て折鶴で出来た平和七夕や、
北朝鮮の拉致被害者の方々が、一日も早く戻ってこられるように・・・と、
写真を吊るしたものもあります。

華やかで、明るい七夕飾りに、それぞれが願いを込めたのだと思うと、
本当に感動します。

そんなお祭りも、今日が最終日。

これだけのものを作って、たった3日で終わりにしてしまうのは、
もったいないような気がするのですが、だからこそ”また来年も・・・”と
思ってしまう自分がいます。

街を歩いていると、たくさんの人に支えられて、このお祭りが開催されているのだと
気づきます。
七夕を飾っているところは、屋根のあるところばかりではありません。
特に今年は連日雨模様だったので、飾りが濡れないように、ビニールを掛けています。

でも、雨が止むとすぐにそのビニールを外して、飾りを外に出す人たちがいます。

今日も、飾りを上げたり下ろしたり、本当に大変そうでした。
和紙で出来た七夕飾りは、雨に濡れたら壊れてしまいますから。

私も、観光客の皆さんに混じって、携帯で写真を撮りまくっていました。
ここに掲載した写真は、一部ですが審査で賞をもらったものと、個人的に気に入ったものです。
やはり、手が込んでいて凄くキレイです。

和紙だけではなく、某着物屋さんは布で飾りを作っていました。
斬新で、とても素敵でした。

そして、そんなお祭りを盛り上げる、宗さんの歌声^^;
今年も、あちこちで宗さんの”青葉城恋歌”が流れていました。
この曲、本当に仙台の雰囲気にピッタリ。

♪時は巡り また夏が来て あの日と同じ流れの岸
 瀬音ゆかしき 杜の都 あの人はもういない♪

仙台七夕と言えば、この曲なんですよ。
この曲を聴くと、七夕を思い出すんですよ。

きっと、ほとんどの宮城県民がそうなんじゃないかな~??

残念なことに、毎年の事ながら七夕飾りをちぎってしまう人がいます。
今日も、破れてしまった飾りがいくつかありました。

曲がったことが大嫌いな、熱いB型人間の父は、
”ホントに、こんなことをするヤツは許せね~なぁ・・・”と言いながら、
破れた吹流しを触っていました。

故意に破ったものばかりではないと思うのですが、ちょっと悲しい気持ちになります。

・・・と、七夕に関して熱く語ってしまいましたが。
普段、郷土愛と言うものが不足気味に感じる私ですが、この時期ばかりは
”東北人でよかった!!”と思ってしまうのです。
何だか、胸が熱くなるんですよ、ホントに。

それは、ここを離れた人たちも同じのようで、仙台から引っ越した友人に
七夕の写真を送ったら、”今でも私は、七夕は8月だと思ってる!!”って
返事が帰って来ました。

多分私も、同じよう状況になったら、ずっと”七夕は8月”って言い続けるだろうな^^;

明日梅雨明けしないと、東北の梅雨明けはもうないらしい・・・と母が言っていました。
暦の上では、もう秋ですもんね。
ただでさえ短い東北の夏が、今年はないかも知れないです。

過ぎ行く夏の淋しさをかき消すように、毎年この時期に開催される東北のお祭り。
ちょっと切なくもあり、でもまたそれがいいのかも知れないですね。



Ayu