気持ちが擦り減っているとき、私は本屋に癒しを求めます。

多分、今日もそんな日でした。
仕事が終わるだいぶ前から、”帰りに本屋に寄って帰ろう・・・”って思っていましたから。
幸いにも、今日はそんなに遅くならずに仕事が終わったので、
帰りにのんびり本屋散策が出来ました。

時々行く本屋に、とっても気弱そうな、でもとても感じのいい男性がいます。
”この人、頼まれたら嫌だと言えないだろうな・・・”って言う空気が、
前面に出ているような人。

だからと言うわけではないのですが、私がちょっと面倒な探し物をしているときに、
その人が担当になることが多いです。

たまたま、私が読みたいと思っているジャンルの担当なのでしょうが、
不思議と、いつも私が見つけられない本の探し物をさせられます。

今日もそうでした。

私は、出来れば自分で本を探したいタイプ。
だから、機械で検索して、その画面をコピーして探しにいきます。
でも、今日は見つかりませんでした。
2回ほど、棚を探したけれどもなくて、その隣も見たけどなくて、
仕方なく店員さんを探すと、やはり彼がいました^^;

声を掛けると、本当にいい人そうな笑顔で対応してくれました。
走って探しに行ってくれたけれど、しばらくしても見つからなかったようで、
”別な方を確認してきます”と、また走って消えていきました。

待つこと、10分ほど・・・。

いい加減、ちょっと私も不安になって、”ないならいいんだけどなぁ・・・”と、
思ったところに、彼が戻ってきました!
汗をうっすら浮かべながら^^;

ごめんねぇ。。。

本当は、中身を見てから買おうかどうか決めようと思ったのですが、
あまりに彼が一生懸命だったので、”せっかくだし”と、お買い上げ。

今日買った本は、彼がせっせと探してくれた、”日本のしきたりがよくわかる本”と、
村上春樹さんの”遠い太鼓”です。

海外に行ったり、外国人と会ったりした時に、他の国の方は本当によく自国の事を知っていると、
感心することがよくあります。
逆に、私が日本のことについて質問されることも、多くあるのですが、
そのたびに、あまりに日本を知らない自分を情けないと思っていて。

日本のことについて、もっと勉強したい!と、ずっと思っていたのです。
でも、なかなか読んでみたいなぁと思えるような本に出会えず・・・。

”日本のしきたりがよくわかる本”は、たまたま実家で見ていたチラシで見つけました。
そんなにページ数も多くなかったので、すぐに読めるかな?と思って、
とりあえず読んでみようかなぁと思ったのです。

まだパラパラとしか見ていませんが、面白そうな本です(^-^)
これは、買って正解かも!!

村上春樹さんの本は、国家試験対策で^^;

海外旅行実務と言う科目があって、海外の地理・歴史・文化・習慣などなどが、
出題されるのです。
実際見てきているので、アジアは割とイメージが湧きやすいのですが、
私が苦手とするのは、ヨーロッパと北米。

だって、興味ないんだもーん。。。

沢木耕太郎さんの”深夜特急”も、ヨーロッパに入る手前で読むのをやめました。
そのくらい、不思議と関心がない地域なんですよね・・・。

そうは言っても、試験のためにはないがしろにするわけにはいかず。
とりあえず、いろいろな人の旅行記から情報を集めようかと思い、
この本を選んだのです。

勉強のためと思って、頑張って読みますよ・・・。
これで、少しはヨーロッパに興味が湧くといいんだけど^^;

今夜はさっさとベッドに入って、眠くなるまでのんびり読書をするとします。



Ayu