今日は午後から久しぶりの友人と会うために、出掛けてきました。
最後に会ったのっていつだろう・・・?
恐らく、もう1年以上会っていないような気がします。
その間に彼女は出産を迎え、今では一児のハハになりました(^-^)

も~、子供がホントにかわいい♪

友人にも、”子供、好きだったっけ?”って確認されるほど、
私は子供に興味がないように見えるみたいで^^;

どちらかと言うと、子供は好きな方だと思うんだけど。。。

今が人見知りの時期だと言っていたのですが、私が抱いても特に泣くこともなく、
終始ごきげんなカワイイ笑顔を見せてくれました。

彼女はとってもざっくばらんな人。
日々育児が大変だとぼやいていましたが、私にとっては貴重な話がたくさん聞けました。
私の想像していなかった育児の悩みや、出産のこと。

うーむ・・・。

いつか子供は絶対に産みたいと思っているのですが、いろいろ覚悟しないといけないね^^;
全く結婚・出産の予定はないものの、事前に話を聞いておいて、ホントに良かった。。。

彼女も、”親に感謝だよ・・・”と言ってました。
母になって、改めて親の偉大さを感じるそうです。
そ~だよなぁ。。。

夕方から、1本の映画を観ました。
私が映画を観ないのは、仲間内でとっても有名なこと。
実際、ホントに見ません^^;
元々あんまり映像を見る習慣がないんです。だからテレビがなくても平気なんですけど・・・。

そんな私が映画なんて、とっても珍しい。
でも、それほど私を惹きつける作品だったのです。

”ビルマ、パゴダの影で”という邦題がついたその映画は、スイスで作られたものです。

スイスの観光用PR番組の撮影と偽り、ミャンマーへ入国して撮影されたのは、
軍事政権の弾圧に苦しむ少数民族の証言を集めた映像でした。
ドキュメンタリーとアジアに興味のある私は、どうしても観てみたい!と思ったのです。

以前、ミャンマー人上司の下で働いていた経験があり、ミャンマーのツアーを
企画していたので、私にとってミャンマーは割と身近な国でした。
でも、軍事政権下にあるという、漠然とした知識はあるものの、実際国の情勢については
全くと言っていいほど分かっていませんでした。

遺跡と仏教に興味があるので、いつか行ってみたいとさえ思っていたのですが。。。

現実は、あまりに厳しいものでした。
この作品が作られたのは、今から少し前のことなので、もしかすると今の状況とは
少し変わってしまっているかも知れません。

でも、辛くて悲しい現実がビルマにはありました。

年齢を尋ねられて、”覚えていない・・・”と言った女の子。
両親をビルマ軍の兵士に殺害された状況を、涙も流さずに淡々と語った男の子。
”父さんはおでこと胸を、母さんは目と首を撃たれて殺された・・・”って。

忘れられないシーンがあります。

両親が殺されてしまい、難民キャンプで暮らしている男の子。
”お父さん、お母さんがいないのは悲しいよ。
 だって、これまでボクにしてくれたことに対する恩返しが出来ないから。
 ありがとうって言うことさえ出来ないんだよ・・・”

きっと、まだ小学生か中学生くらいの男の子です。
私は、自分のことを恥ずかしいと思いました。
家族がみんな健在でいるのを当たり前だと思っていて、甘えたい放題の私。
ワガママばかりで、感謝の気持ちを持つことすら、忘れているように感じます。

映画を観た帰り道、私は少しだけ戸惑いを感じました。
ミャンマーと、日本の日常があまりにも違いすぎて・・・。
それだけ、感情移入をしながら観てしまったのでしょう。

何だかんだ言っても、日本は平和で、恵まれた国なんですね。
今さらながら、そんなことを思いました。

今日はいろんな意味で、家族について考えた1日になりました。
結局思うのは、”日々感謝して生きる”ということになるのかな・・・。



Ayu