ミャンマーで亡くなった、長井健司さん。

”命を懸けて”全力で自分の使命を全うされたのでしょうが、
本当にせつなく、悲しいニュースだと思いました。

フリーで働くと言うことは、全て自分の責任で頑張らないといけないと言う事。

頭では分かっているつもりですが、実際それを実行するほどの
強い意志を持つことは、なかなか出来ないように思います。


私はあまり詳しくはないですが、かつて戦場へ赴き、写真を撮り続けた
沢田教一さんや、一ノ瀬泰造さんの姿と、重なるような気がします。

ベトナムの戦争証跡博物館で、沢田さんの”安全への逃避”の写真を見ました。
歯をくいしばって、必死で川を渡る親子の姿。
何度見ても、胸が痛くなるような写真です。

一ノ瀬さんの”地雷を踏んだらサヨウナラだ”という言葉。

そして、”誰も行かない所には誰かが行かないと”と言うのが、長井さんの口癖だったそうです。

そこまでして・・・。
仕事に対する熱い想いが見えてくるから、なおさら悲しい気持ちになります。


彼らのような方々のおかげで、私たちは真実を知ることが出来る。
でも、それを伝えるために命を落としてしまうことがあるという事実・・・。

長井さん、本当にお疲れ様でした。
ご冥福をお祈りいたします・・・。



Ayu