これを見たときに、ふとボブの唄を思い出した。
どれだけ弾丸が飛んだら、戦いがおわるのだろう?
どれだけの耳を持ったら、あいつに人々の泣き声が聞こえるのだろう?
どれだけの人が亡くなったら、あいつはもうたくさんだと気づくのだろう?
この像は、きっとこれまでたくさんの悲しい歴史を見てきたのだろう。
私たちの手が届かない上のほうで、ちょっと笑みを浮かべながら。
起こってしまったことは、もう変える事は出来ないけれど・・・。
せめてそれを繰り返したくないという気持ちを、
強く持とうと思った今日この頃。
バイヨンにて。
Ayu