サヨナラから始まる恋 -3ページ目

弥生三月。

「今日、お店に傘持って行ったよ!」

「可愛い傘だね~!!」って言われたよ!

だから、てっちゃんに貰ったって言ったよ!

「羨ましい~~!!」って言われたよ!


「えっ??

俺からもらったなんて言うの??」

「だって、隠す理由なんて無いもん!」



別れてる事を忘れさせるようなメールを

今も続けている。


ちょっとだけ複雑だけど

正直うれしい。


痛風はまだ少し痛いけど

季節は弥生三月。

いやでも春を感じる季節だ。


2月中は

失恋失恋って心閉ざして

毎晩飲んで回ってたけど。


今月からは元に戻って

頑張ろう!


やらないといけない事もあるし

去年君と巻き込まれたタクシー事故も解決しないとね。


さて、やるぞ~~~!!



君の味方。

綺麗な赤い傘を買った後

君から電話があったね。


気持ちが落ち込んで辛いって。。。


俺も辛い時期だったけど

君も色んなストレスを抱えていた。


別れた彼女だけど

嫌いで別れたわけじゃない。


しょうがないなぁ、

俺に出来る事があるなら

君の助けになる事があるなら

俺はずっと君の味方でいるよ。


そして、

ずっと探してた傘を見つけた事も伝えた。



数日後

君から新しい住所のメールが来た。

そして、

傘がやっと贈れた。


傘を見て君が喜んでくれたのが嬉しかった!


きっと君に似合うと想って探してたかいがあった。



赤い傘。

翌日

何気なく歩いていたショッピングセンター。


傘とバッグの専門店

ちらっと目に入った赤色。


「あっ!あの色だ!!」


ずっと前に遠い所で見かけた傘の色。

君に絶対似合うと思って

ずっと探してた赤い傘。


君に言っていたブランドとは違うけど、

もっと良い物だった。


でも、

別れた彼女に贈り物を買うなんて

俺に出来るの??

ってか

別れたんだから逢うことも無いし

渡す時無いし。。。

それに、

別れてから君は引っ越していたよね。

住所すら知らないし。


別れた彼女に似合うだろうななんて

馬鹿な事考えてるのも、おかしいよな。。。



それでもずっと探していた色の傘。


まあ、

渡せなくてもいいやって買ってしまった。


馬鹿だなって自分でも思いながら。。。



気晴らし。

失恋気分が抜けなくて

気持ちが沈むばかりだから

気晴らしに美味い物でも食べに行く事にした。


高速使って3時間のドライブ。

車を飛ばしてると結構ストレス解消になる。


夕方着いて、いつものホテルにチェックイン。

この日の晩飯に選んだのは

創作割烹の店。

小さな店で大将とバイトの娘二人でやってる。

結構リーズナブルでそこそこ美味しい。


行きつけのBARのマスターを誘って

美味い物と日本酒を堪能した後

マスターのBARで飲む。

ここでも

美味い酒と楽しいお喋り。


このマスターが

なぜか俺のファン。

とっておきの酒を飲ましてくれる。


心地よい酔いの中

君とのメールを交わして

眠りについた。



笑顔の君に。

痛風が出て一週間が経とうしているが、
今回は久しぶりにかなり酷い。
仕事をさっさと終わらせておいて良かった!

失恋して3週間たつけど
毎日メールしてる。


もしかしたら

付き合ってた時よりたくさんメール来るかも。


でも、

メールの数じゃない事に気が付いた。

今はとっても素直に

君の事想って送れる。


そんな事も

別れてから気が付くようだから

君を失ったんだろうな。。。



だけど、

今はまた君に逢える日を信じて

生きて行ける。

君の暖かいメールに救われる。


お互い少し心を壊してしまったけど

一緒に治して行ける。


いつかまた、

笑顔の君に逢える日まで。。。



痛い。

痛い~
ってか、イテ~

痛風が出た澈

夢の途中

「友達以上~恋人未満だね!」

このメールの後俺は

「愛してる。」と送らない事にした。


いつか、

君の想い、俺の想いがひとつに重なる時まで。。。


「お互いの事、よくわからないままに突っ走りすぎたのかもね。」

君の言葉にうなづく俺。


少しずつでいい、

お互いの事もう一度見つめてみよう。

焦らず、ゆっくりでいい、

丈夫で壊れない関係ができるまで。


少しずつ近づいて、

二人の新しい道が見つかるまで。


二人が同じ夢を見れるようになるまで。



友達以上~恋人未満。

「来た!!」


君からのメールに

おもわず声を出して喜んでしまう。


別れてからも変わらずメールしてる。


「今も愛してるドキドキ」と、送った。

「私も、今も愛してる。でも、このままでいいよ

友達なら別れも無いしね。」

君からの返信に複雑な思いだった。


それでも普通にメール出来るのは嬉しかった。

別れてからのほうが

素直にメール出来るのも不思議な感じだった。



俺は今までずっとモテて来た。

当然モテる数だけ、別れもあった。

上手な別れ方だって知ってる。

こんな気持ちになるなんて思ってなかった。


「ねぇ。

今すぐじゃなくていいから

今の君と初めからきちんと向き合ってみて

俺も折れない心作るから、

いつか、

もし、まだ二人が愛してたら

その時から

新しく二人の道を作っていけないかな?」


未練タラタラでカッコ悪いけどメール送った。

そして、

君からの返事。


「この先どうなるのか誰にもわからないけど、

もし、その時愛してたら・・・」



暗く沈んだ心に

少し光が射した時だった。


「もう一度最初から君を見つめ直してみたい。

自分自身も見直したい。」

「じゃあ、それまでは

友達以上~恋人未満だね!!」



ワズカナツナガリ。

仕事カッコよく終らせたよ~!


普通にメールする。


心の中は複雑だけど。。。


そして、

普通にお疲れ様って返信が来る。


君にふられて超ブルー。

でもなぜか、

普通にメールしてる。。。


メールが来るのは

ほんとにうれしい。

君とまだわずかに繋がってる。


未練がいっぱいの心でギリギリのメール。


やっと気が付く。

俺は君の事思ってた以上に好きだったって事。


君にふられる前

何度も愛してるって言ってきた。


でも、

別れた今になって

そんな言葉よりずっと愛してたって気が付く。


もっと早く気が付いていれば

二人はもっと仲良くいられたかもな。。。


そんな想いを隠しつつ


また君にメールを送る。。。



やっかいな心。

ほとんど眠れないままの朝。


やっとの思いで仕事に向かう。


先週やった続きだ。

よその業者の出来ない事をやってあげるだけ。

お願いしますって言われるまで何もする事が無い

ゆる~~い仕事だ。


先週は初めて顔を合わせた業者だったから

遠慮してたけど、

やる事も無くのんびりしてると

気持ちが落ち込んで最悪だから

朝から気合入れて

その業者に仕事のやり方指示して

三日の予定の仕事を一日でやり終えた。

ってか、俺は14時には終らせて帰って行った。


いろんな人に

「あれ?もう終わりですか??」

「いつ見てもさすがですね~~!!」

って、言われながら、颯爽と帰った。



って、

仕事はいつもカッコイイんだけどな。。。

落ち込んでる姿なんか仕事場では見せられないから

さっさと帰っていった。


1人になったとたんに、

がく~~~ん、と落ち込む。。。。。


人を好きになるって

思った以上にやっかいなもんだな。。。