私には大切なことだから
  備忘録の様に残します。

何か伝えられるコトが
 あるかもしれないので
        残します。

家族も身内も知らぬ間に

父がそっと
 この世を旅立っていました

1年前に魂になっていたこと

知らないままでした

4年前に会って
父の好きなものを

私の家族と食して
笑顔の写真も撮りました

手紙を貰いました

何通も貰いました

私が書いた手紙は一通です

父の娘に生まれて良かった
本当にありがとう

そう書いた気がします

でも
こうなることを想定していなかったので

定かではないのです…

おそらく
感謝の気持ちは
文章では伝えられたと
記憶の片隅に残っているだけ…

まだこの世界に
生きていると信じきっていたので

私は私を自愛し
今に集中し

家族や友人、生徒たちと
楽しみ楽しませていました

それが一年も前から
この世界にはいなかった
なんて…

複雑な気持ちになりました

幼少期から家庭は
何やらゴチャついていて

居心地がいいのか悪いのか
よくわからないまま

生きたいのか生きたくないのか
右往左往を続けていた様に思います

まだ心の整理はつかないのですが

父から私は愛されていたこと

…確信があります

そして

私は父を許し父の娘に
生まれたことを嬉しく思っていることに
間違いはない

それから
父は母も子供達も両親も
親戚にも愛を持っていたことを強く感じています。

父から言われた厳しい言葉

それは愛情と優しさの裏返しで

心を鬼にして
私に放ったコトバ

その言葉があったからこそ

私は変われたし

夫にも出会えたのだと
感謝しています。

きれそうになった糸が
繋がって夫を大切に思えるのも

父のお陰なのかもしれません。

父のこの世の旅立ちを知り

もう一つわかりました…

強がりの私はもういない

辛いときには
大切な人に

ちゃんと辛い
涙が止まらないって

言える私になっていました

お願いごとも
できる様になっていました

悲しすぎて
目尻がヒリヒリするくらい

涙が流れて止まらないんだけど

でも何故か
魂はあつい感覚があります

この父からのギフト

大切に感じながら

残る時間を
思いきり魂を震動させて
生きます

ありがとう

来世でも
父と娘として会いたい

母と笑い仲睦まじい姿
みたい