高校野球
悲願の夏制覇へ…
時計は激しく動き始めた。
5点のリードを追いつかれ3点リードの9回。
好守もあって、逃げ切り勝利。
というか、初っぱなから、降雨中断もあって、明らかに、一筋縄じゃ行きそうにない空気が(苦笑)
そういえば、去年の夏の大会後、ある雑誌に広陵の試合に対する考えが書かれてて、なるほどなーと思ったことがありました。
何かというと、広陵が表の攻撃を"選んでいる"と言うこと。
プロ野球・高校野球にかかわらず、表裏(攻守)のある野球。
間違って延長になったりすると、どうしても、裏の方が有利。
選ぶ権利を得られれば、普通裏を選ぶもの。
そう思っていたけど、表を選んでいたという。
なぜかと思ったら、「ピッチャーが試合に入りやすいように」という気持ちからだと。
去年のナインだけのことなのか、ずっとそうしていることなのか
ちょっと分からなくて、今日の試合はそう言う意味でも基にしてみていたんですが、先攻でした。
ずっと、先攻でやって来ているんだな。
そう言えば、県大会の決勝も先攻でした、広陵高校。
あえて、相手に先攻を選ばれたとしても、後攻の方が基本は優位。
特に、打撃好調なチームのようだし、点が取れず無策に敗れていく気配は感じられません。
次は、これまた集中打で浦学を下した横浜高校。
どうも、打ち合いの予感がします…。
もう一つ、広陵のジンクス?
監督が「弱いチームですから。」と言うときは勝ち上がる。
らしいんです。
確かに、去年も、弱いですから。を試合が終わるごとに連発していた気がする。
でも、手前ではちゃんと選手を褒めてるし、ホントは、力がついてることを一番知っているはずの中井監督。
絶妙なさじ加減で、選手を操ってるんだろうとそう解釈してるんですが(笑)
ちなみに、強いチーム。と言って甲子園に乗り込んだ年の成績が良くないらしい。。
それを聞くと、やっぱり、験担ぎも半分あるんじゃないかなーなんて思ってしまう。
まあ、絶対強いチームとは言えないですけどねー、今年の広陵は。。
投手が不安なのを、強烈な打撃の集中力で上回ってる印象ですから。
ともかく、一つ一つ目の前の試合を全力で戦う それだけですよね。
負けたらあとがない高校野球。やる方も見る方も力が入ります。