今回ね!ブログつながりの純吉野川さんから修理依頼されまして

ダイワのコロガシ竿「パワーメッシュ葉月コロガシ90マルチレングス」

と言う竿を修理しました。

あの吉野川という大河でそれも船に乗ってのころがし釣りだそうです。

今回その船が揺れてその拍子に、竿を船の角にぶつけてしまい

折ってしまったそうです。

私は、ころがし釣りはやらないのでどういう釣りかよくわかりません

ころがし釣りをやっているところを見たことはあります。

なんか、話を聞くと荒瀬で10号の錘をつけて、釣ってるとの事

竿にかかる力は、相当な力かと思います。

その竿の3番です。これは相当気合いを入れてやらないと❗️

とっ、いう訳で作業を始めました。

この状態をまず直角を出して

この間に入っている2本のパーツを使います

右側の細い方は、内側に入れます。

まず内側を入れて接着してこれを継なぎます。

そしたら今度は、外側のパーツをこの継ないだ竿の細い方から入れていきます。

内外両方からカバーしていきます。

このとき使うパーツの長さが難しいです

長すぎると曲がりが悪くなってまた折れてしまいます。

なるべく短くします。

その方が曲がりが自然になります。

継なぎ終わって、硬化したらこのようにエポキシレジンを塗って硬化を

待ちます。

これで、強度的には終了ですがこの後塗装します。

足ずけは必ずします。ここに400を塗って終了です。

これは、強度テストです。ここまで曲がる様に

荷重をかけてみました、一番大きく曲がって見えるのが

今回修理した3番あたりです。この曲がった状態で

『約1分ほど左右に振ったり曲げる強度を変えたりしました。』

今現在は、オーナーさんに送りましたのでオーナーさんが

持っているのですが、今シーズンは四国三郎吉野川は

漁協組合問題の為ころがしが出来ないかも

しれないそうです。