4月の半ば過ぎこんな写真が添付された
メールが届きました。
修理依頼なのですが、なんとこの竿
元竿が2箇所も折れていて
少し迷いましたが
お受けすることにしました。
迷ったのには訳があって、だいたい大雑把に言うと
私の場合竿を繋ぐと、まっすぐに繋ぐのが
とても難しくて、1箇所くらいなら
分からないのですが、1箇所で2〜3度曲がってしまって
もう1箇所でも2〜3度曲がってしまったら
合わせて5〜6度曲がってしまうことになります。
そうなるとこの竿は元竿ですから
元上の竿は、真っ直ぐの竿なので
その竿が元竿に収まらなくなってしまいます。
もちろん目で見てわかるような曲がりではないですが
竿は正直ですから
でっ!
今回特別な方法で修理して見ました。
その様子を紹介してみます。
あっこの竿は、依頼された方の竿ではなくて
その方の父上の竿です。
この写真の下側が今回の最初の作業です。
繋ぎ箇所は1箇所にして
折れた下の部分は使って、その上の部分を
メーカー違いのダイワ製の竿のパーツを使いました。
まず最初にこの繋ぎの部分を
削って行きます。
この様に接着剤(resin)硬化したら研ぎ作業
その後また接着剤、硬化したら研ぐを繰り返して
3回繰り返してこの繋ぎ部分は終了です。
今回は、繋ぎ部分が1箇所なので
曲がりは最小限で済んでると思います。
これは元竿の1番上の部分です。
このパーツは元竿ではないので、補強が必要になります。
この様にカーボンロービングを巻いて行って
約10cm位巻いて、レジンで固めます。
ここも硬化を待って研いで行きます。
これで元竿の強化は終了です。
今度は元竿の上の7番とのすり合わせを
やって行きます。
このままだと7番がすっぽ抜けてしまいます。
そこでこんな風に7番のあたりを出すために
レジンを塗って太くして行きます。
このレジンを削って調整して行きます。
紙一枚の狂いで竿ががたついてしまうので
この擦り合わすが1番大変な作業になります。
これが終わってから
塗装に入ります。
これがトップのところ
これがメインの文字です。
両方入ったところで
ウレタンのクリアを2回かけて
終了になります。
今日、無事にオーナー様に納品できました。
今シーズンこの竿でたくさんの鮎を
かけてもらえると嬉しいですね‼️









