私のおばあちゃん。
私は生後8ヶ月から父方の祖父母の元で育ててもらった。父は八年前に他界。そしておじいちゃんも4年前に。
私は感謝してもしきれない思いがある。大変な生活の中で一生懸命育ててくれた。そのおばあちゃんがひと月前に老人ホームに入った。
私はショックで体調を崩した。気になりながらも何週間も会いに行けなかった。その間何回も電話で話す度に泣くおばあちゃん。わたしも辛かった。そして、体調も良くなり久しぶりに会ったおばあちゃんを見てがく然とした。人は気持ちが落ち込むと本当に一気にせいの無い顔つきになり、老けてしまう。3週間程の間にこんなに老け込んだおばあちゃんを見て私は泣いた。ただ、おばあちゃんの手を握り「気をしっかりもたないとあかんで!もっともっと長生きしてくれないとあかんで」と泣きながらおばあちゃんに言った。
でも私はそう言いながらも94歳になったおばあちゃんに「長生きして」と言うことがおばあちゃんにはもしかしたらしんどいかもしれない、私がこんな事言うことでおばあちゃんに負担になってるんじゃないかなと。でも、私はおばあちゃんが大好き。だからもっともっと長生きしてほしい!
おばあちゃんはよく言う「長生きしすぎや。皆に迷惑かけて」と。でも私はやっぱり長生きしてほしい。例えおばあちゃんに負担になったとしても、私はおばあちゃんに言い続けたい。「ぜったい長生きせなあかん。もっともっと長生きしてくれやなあかん」って。私はいつも考える。おばあちゃんがもし。。。と思うだけで涙が出てとまらない。もし寿命が分けてあげられるなら、オカネで買えるなら馬鹿みたいな事も考えたりする。
願いが叶うなら、おばあちゃんに私と生き続けてほしい。本当に大切なおばあちゃんやから。
文章うちながら、涙で画面が見えづらい。