午前中が移動で、観光は午後から。
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長崎は見たいところが沢山あったのですが、
とりあえず、原爆関係のところを1日目、龍馬関係のところを2日目に見ることにしました!
長崎に入ると、いよいよ洋風の町並みが。
まずは、「祈りの家」としてつくられた教会、浦上天主堂へ。
東洋一の大聖堂とうたわれていましたが、原爆で破壊されてしまい、
外には黒く焼かれた天使の像、中には頬が黒こげになったマリア像があります。
外には、原爆で35mも飛ばされた鐘楼ドームがあります。
浦上天主堂から、少し歩いたところに、平和公園があります。
長崎原爆の日に集いが行われるところ。
高く空を指す右手は原爆の脅威を、
水平に伸ばした左手は世界平和を、
軽く閉じたまぶたは原爆犠牲者の冥福を祈っているそう。
高校生のときの教科書で、広島で被災した佐々木禎子さんのお話が載っていました。
いつか、いつか原爆の被災地に訪れたいと思っていたので、場所は違えども、深く一礼してきました。
また、少し歩くと、今度は原爆落下中心地に。
この記念碑の約500m上空で、原爆が爆発したのだと思うと、不思議な気持ちに。
この公園の隣には大きな道路があり、びゅんびゅん車が走っていて。
近くにホテルまであるし。ヽ(;´Д`)ノ
この公園の中には、原爆で倒壊した浦上天主堂の、西に面した南側壁の一部を移設したものがあります。
このあと、正面にある長崎原爆資料館へ。
惨さ、やりきれなさ、ブラックな感情が起こりますが、
決して展示物は感情に訴えてくるものではなくて。
あくまでも客観的に、現実にあったことを展示してある資料館です。
ここで1時間半くらい、展示物を見るのに没頭。
気付いたときは夕方になりかけでした。
原爆の史跡を巡ったあと、ふと311の原発を考えてしまう自分がいました。
自分が子どもを生んだら、絶対に連れてこようと強く思います。
歴史・現実を学ぶこと、知ること、知ろうと行動すること、それを踏まえて考えること、
今を生きる私たちがしなくちゃいけないことだな、と。
とっても良い勉強になりました。
前にも書いたことがありますが、
私のおじいちゃんは、広島か長崎か定かではありませんが、
危機一髪で原爆を逃れ、アメリカ軍の爆撃も逃れ、30分の4の確率で生還した人なんです。
忘れちゃいけないって、強く強く思いました。
とても生きた勉強になりました。
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