およそ二週間ぶりに母のお見舞いに行けた。
まず目に入って来たのは、起き上がって、父と筆談する姿。
「もう起き上がれるの?」と聞くと、病気になる前と変わらない表情で、「うん!」と力強い声。
私「こんなに喋れるようになったの?」
母「うん、まいにち、りはびりをがんばっているから」満面の笑みで答えてくれた。
絶対泣かないって心に決めて行ったのに、あまりの嬉しさと安堵に涙が溢れた。

今日はベッドの交換もあったので、母を車イスに乗せて初めて食堂へ。母は「となりの、ベッドの人、ガンで、もう長くないみたい。夜になると泣いてる。」と心配そうだった。
そんな話から母は
「お母さんも、1秒でも長く生きていたい。」と言った。
そんなこと急に言われたら泣けてきてしょうがない。だけど、泣くと母はきっと心配する、、、
「うんうん、そうだよね、大丈夫!手術したら良くなるよ!早く帰りたいね」なんて言うのが精一杯だった。
この脆くなり過ぎな涙腺をなんとかしなきゃ!母が『自分は余命が短いんじゃないか』と勘違いする気がして、申し訳なさすぎる!お母さん、大丈夫!きっと家に帰れるから!うん、ぜったいに帰ろうね!