バリ島に初めて来た運転免許保持者は必ずと言っていい程、驚くだろう。
なんてったって、あのいい加減な運転!交通ルールほとんどなし!(笑)
制限速度なんてものはなく、車線なんてものもないに等しい。
一家に一台バイク!という感じなので一台のバイクに
大人2人、子供3人の計5人乗りといこともしばしば。大人は乗れて4人までかな。(笑)
免許証については教習所など行く義務はなく、購入のみ。
持っていなくても、警察がそこら中にいるわけではないので、子供の頃からみんなバイクに乗り始める。マニュアル車のバイクの方が安くて、多い。
車は友達に教えてもらうのがほとんどのようだ。教習所のようなものもあるといえばある。
知って不思議だぁ-と思った交通ルールがある。それは、
バリヒンドゥー教の民族衣装「クバヤ」やイスラム教の頭にかぶる民族衣装を着て運転する時はヘルメットをかぶらなくて良いっていうこと!!
安全性に関してはまったくのゼロ。頭丸出しですから。
でも、その意味は、民族衣装を着ているから神様に守られていて大丈夫。だとか。
いつもはヘルメットをかぶるから、普段は髪の毛を普通に縛るだけのバリの女の子たちはクバヤを着ると、髪の毛に気合を入れておしゃれにする。だから崩れないためにヘルメットなし?それともヘルメットなしで良いから気合を入れる?
さて、どっちでしょうね?
車線も関係なく、自己中心的に運転するバリの方々。
もちろん事故も多いわけですが、倒れただけでは屁ともしません。
すぐに立ち上がって、普通にまた出発します。
静かな路上の日本とは違い、バリ島の路上はクラクション鳴りっぱなしです。
「邪魔だよ!」「ありがとう!」「ごめんなさい!」「後ろにいますよ!」「抜きますよ!」などのやり取りはすべてクラクション。
橋を渡る際やお寺の前を通る時もクラクションを鳴らします。
これは神様へ「通ります」というあいさつだとか。
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