山猿の申請をするのは、今度が最後だと言った。
以前にそれは聞いたのだから、本当ではないのだろう。

もし、再び却下されたら、
山猿の子供たちを日本に呼び寄せて、日本の学校に通わすと夫は言った。

山猿の子供たちを育てることで、山猿やその妻(夫の妹)を呼び寄せるのだと。


ここ数日夫は友人と電話のやり取りを続けている。

日本人妻をもつパキスタン男M。
Mは純パキの自分の息子夫婦を招へいしたがっていた。
息子が駄目なので、看護婦?の息子の嫁の招へいをも企てたが頓挫したよう。

そして、子供がいない夫婦は、養子として孫を日本に連れ帰る計画を立てている。

どこまでもいつまでも、ゴミを排出するだけの国が、世界にはある。

ここに書くことで、この技が、広がらないことを望んでいる。