責任感と義務感を持ち
会社を設立する外国人が何人いるのだろう。

融資を受け、援助を受け、猶予され・・・
最後の最後には、
請求書の束を残して
踏み倒す。

一つの会社により
借りられるだけの金を借り、
呼び寄せによるマージンをもらい、
商売を介し、周囲から金を騙し取り、
ローンで家、置き場、自家用車を所有し、
傍目には 成功者のようにふるまっている。

詐欺の最中、
所持している誰のものともわからぬ大金を見せ金として、
親族を呼び寄せたり、
代表者を変え、
新たな会社を設立。

以前の会社が倒産しようが、踏み倒していようが
そんなことは表面上わかるはずもない。
まっさらな新しい会社が簡単に出来上がる。


無垢な被害者は途方にくれるだけ。


会社設立の旨みと構図を知る外国人被害者は、
貸した金を回収するために、
被害の経緯を告発することなく、
加害者の新しい会社が
新たな無垢な被害者からせしめる金を
いまかいまかと待つのだから。