イスラム教徒になる独身日本人女性が増えていると

朝日新聞は報じていた。


勝ち組でも負け組みでもない女性たちが

自らの存在を感じたいがために
禁欲主義に惹かれるのだろうと。


制限を受けることで、

不自由を感じることで、

生まれる達成感と連帯感。


メジャーではなくマイナーに惹かれる気持ち。



どれもこれも否定はできない。




彼女たちが理想とするイスラム教徒ばかりで

構成されている国では、ないかもしれないけれど


命を懸けてイスラム教を愛しているパキスタン人の

ありさまといったら。



けして、自分で犠牲を払うことなく、

神様に押し付けて、

かといって、もらえるものは、

がむしゃらに、

高飛車にかっさらっていくそのさまは


皮肉だけれど

禁欲主義とは裏腹の


欲  


だったりするんだから。




そして



数を集めればそれは真を覆い隠せるとでもいうように。

大好きな神様はなんでもお見通しだよ・・・とは

イスラム教徒の大好きな言葉なのに。



そして



少しの間のパキスタン行き。

予定通りの飛行機に乗れるかどうかの不安感。

家族の意向に揺らぐ切符。


お決まり文句の

インシャッラー は 


私の顔を


凍らせて


私の足を


震わせる。




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