3月さくらさんとともに東京入管に行ってきました。


集まった実例と署名活動のコピーを携えて。


永住権剥奪権利を求める署名活動の存在を知っていると

応対してくれた職員の方は教えてくれた。


晴れやかな顔になれたのはその時だけだった。




時おりの強い風と横なぐりに降る雨の中、


立派な建物の職員達は、私たちの苦しみを本当に理解してくれているのかな?



意地悪な私は 彼らの目玉が お行儀がよく、ぎらぎらしていないことにちょっと不満で。


感情を抑えようにも、口を開けば語気は強く、速く。



何もしてくれない入管を責める言葉で、膨大で煩雑な仕事をしている入管の苦労に感謝ができていない。



一職員には裁量なんてあるはずもないのにね。



追い返されることもなく、書類を受け取ってくれて、優しい瞳で応対をしてくれた

それだけでも感謝なのにね。



  

でも、満足ではなかったの。


だって、私たちの敵はあの野蛮な外国人。

善良ではない奴ら。


男の職員達だって、

ギロリと睨まれて、すごまれて、恫喝されたら、

きっとあの毛むくじゃらな腕を放してしまうにしまうに違いない。



彼らは知らないんだよ。

知らない彼らが悪いんじゃなくって、


私たちがあの目玉におびえていることを。



帰りがけに見かけた後姿の日本人女性。

シャルワールカミーズを着て、ドゥパタで頭を覆ってる。

面会の相手はパキスタン人だね。

彼女の愛が裏切られなければいい。




語っても語りつくせないもどかしさ。

だから、考えた。


次の手を。


協力できる人はお願いします。