長い一日だった。
朝知った、パキスタン人殺人事件。
不謹慎だけれど、
心臓がばくばくした。
会話の少ない夫との潤滑油に、ダイヤルをした。
”たいへんだね、かわいそうだね、早く犯人がみつかればいいね”
携帯だから、言葉が流れる。
この事件をきっかけに、パキスタン人男たちの闇の世界が穿り出されればいい。
私は少し高揚してた。
身の危険を顧みず、彼女は警察に情報提供を申し出た。
被害者の会社が招へいビザビジネスをしていることを。
現場に急行した刑事なのに
新潟モスクの所在地と
被害者会社の位置関係もわからないみたい。
その会社にまつわるあやしい噂も。
推察の域をでませんよね。
この事件には直接関係ないんでしょう。
ついでに言えば過去に違法があったって、今が合法なら関係ないそうで。
日本の会社だってそういうことをしてるでしょう?だって。
彼らの人権とやらにやたらと配慮する警察関係者。
ビザを確認しようにも
外国人差別だと「人権擁護団体」から苦情がくるそうで。
この国はどうなっちゃったんだろう?
彼らの根っこについては触れないで。
1人のパキスタン人男性が殺されたニュースによって、
おそらく日本在住のパキスタン人は結束したであろうに。
それぞれが、犯人を想像し、事件を推理したであろうに。
そして彼らは天秤にかけながら、保身を選ぶであろうに。
警察もザルだったんだね。
こうやって、警察はこれからもパキスタン人に馬鹿にされまくるんだろうね。
日本人の私も愛想をつかしちゃったけれど。