ある方の例を挙げると
ご主人は永住権を申請中に頻繁に一人で里帰りを繰り返していました。
日本人妻には内緒で、彼は自国で結婚していたのです。
しばらくの間はそのことは妻には知らされませんでした。
最近、彼は妻に第二夫人の存在を告げ、
彼女と離婚について話し合いをしました。
彼は永住権を利用して、
自国の妻を正式に日本に入国させるために、
日本人妻と離婚しなければならなかったからです。
(日本人妻がいなくなれば重婚になりませんから)
彼は月に2、3万円の生活費を彼女に渡す約束をしたそうですが、
彼が帰国したら仕送りはないそうです。
また別の方の例ですが、
彼女がご主人と結婚をしたとき、
彼女は年齢的にお子さんは望めませんでしたが、
ご主人からの強い熱望で結婚を決意しました。
ご主人は子どもはいらないという考えの人でした。
2人の結婚はご主人の家族に祝福され、
○○国で生活した後日本に戻りましたが、
奥さんはご主人の家族と連絡を取り合い仲良くしていたそうです。
最近ご主人が一時帰国をして日本に戻られてから、
突然、○○国で自国人と婚約してきたことを奥さんにつげました。
理由は
「子どもが欲しいから」。
彼はイスラームの名のもとに自分の行動を正当化しています。
彼女との間に子どもが望めないのは、
納得済みの結婚だったはずです。
ご主人の家族も一度として子どもの話を持ち出すことがありませんでした。
むしろ彼女が、ご主人の家族を訪れた際、
「子どもができなくて申し訳ない」と言うと
「私たちはそんなこと気にしていない」と
彼女の胸のうちを想い、涙する人たちでした。
今、ご主人(永住権取得済み)は、
「別れるのもこれから一緒にいるのもあなたが選択していい」とか
「これからも日本で働いて生活の面倒はみる。けれど○○国に戻ったら仕送りはできない」
などと言っています。
彼女はご主人の突然の心変わりを事実として受け入れることができず、
これからどう暮らしていけばいいのか答えも出せず途方にくれています。
そんな彼女たちを私たちはどう慰めればよいのでしょう。
私たちは同じ○○国人の夫を持つ友人たちといろいろな問題について話をする機会がありますが、
その場だけで話は終わってしまい、
私たちの声が外に出ることはありませんでした。
でも、それでは何も変わらないのでは・・・・と思い、
手紙を書くことにしました。
このような内容を投稿することにうしろめたさを感じますが、
どうか身近に間違った考えのイスラム教徒がいましたら、
彼らが
「彼らの心の中にあるはずの本当のイスラーム」に
立ち戻るように力を貸していただけないでしょうか。
おわり