こんばんは
今日は、曼荼羅(まんだら)アートについて。
私は、子供の頃から、絵を描くことが大好きでした。
本を読んでいるか、絵を描いている子でした(あとは弟たちと遊んでいるか)。
諸事情はここでは省略しますが、大人になるにつれ、段々と、大好きだったはずの絵を描く機会は減っていきました。
ただ、いつもどこかに、何かを置き去りにしてきたような感覚はありました。
いつも何となく、また絵を描きたい、と思いながら、でもプロでもないのに何の為に描くのか、そして自分は何を描きたいのか分からないまま、モヤモヤしながら時間だけが過ぎていきました。
そんな消えないモヤモヤを抱えながら、ベテラン会社員として慢性的に働く中、ある日、インターネットで偶然「曼荼羅アート」に出会いました。
私が今まで絵の道具で使ったことがあるのは、クレヨン、色鉛筆、水彩絵の具、油絵の具でしたが、曼荼羅アートは「パステル」を使うという、私にとって初めてのアートでした。
その美しく、独特の世界観に衝撃を受け、
「私の描きたいものはこれだ❗」
と心の声に従い、片道2時間かけて、曼荼羅アートを習いにいきました。
私の尊敬する師匠、れー夢。先生のHPはこちら ★★★
曼荼羅アートは、自分を見つめることで現れる心の花です。
れー夢。式 曼荼羅アートは、誰でも素敵な曼荼羅を描けるよう、とても良く工夫されています。
パステルの、優しく柔らかい色合いに心が癒されると同時に、中心を意識して展開していくので、軸ができてくる、その時の内面を投影するので、描き上がった時は、いつも心の中がスッキリしています。
絵を描きたいのに描けずモヤモヤしていた時、自分の好きなことをする事に対して、何か変な言い訳や正当性をつけようとして、でも本当の自分の気持ちと折り合いがつけられなかったのだと思います。
それは、親からの言葉であったり、周囲からの目であったり、経済的なことであったり。
今思えば、
世間が作ったジョーシキ
自分のジョーシキ
となっていて、
・今更プロになれる訳でもないのに
・いい年して遊んでばかり
・人生は苦労して当たり前
・趣味にそんなに時間とお金をかけるなんて
などと、自分で自分を勝手に縛ってしまい、窮屈な世界でもがいていたのですね
(私を心配する親にはちょっと言われてましたけど笑)
結局、いつも周りの目や、いわゆる「世間の常識」というものに勝手に縛られて「他人軸」で生きてきた為に、自分の軸が全く無い、自分が何をしたいのか分からなくなってしまっていました。
曼荼羅アートを描いていると、自分の内側が、段々と、静かに整ってくるのを感じます。
言葉にはしなくとも、自分との対話の時間でもあります。
こういう時間を持つことで、自分が本当は何が好きで、何を望んでいるのか、分かってくるようになります。
そして、
「今日は上手く描けた 」
と思う時も
「今日のはイマイチかな 」
と思う事もありますが、そこに描かれたものは、全て自分の内面が表れた、自分そのもの。
全ての作品が私にとっては愛しいものとなります
曼荼羅アートは、自分自身を取り戻すきっかけを作ってくれた、大切なアートとなりましたので、自分でいつまでも忘れないよう、ここに記録しておこうと思いました。
今は、曼荼羅アートを伝えられる側になりました。
まだまだ先生の足元にも及びませんが、自分なりにお伝えしていこうと思います。
秋になる前に、ご提供できるメニューとして、このブログでも告知していきたいと思っています。
今日はしつこい内容となってしまったことをお詫びします m(_ _)m
最後までお付き合い頂きありがとうございました