プロ野球はペナントレースが大詰めに入ってきていますが、今季をもって現役引退を表明した選手が続々と出てきております。

 まずは昨季までパリーグ3連覇(2022年は日本一)してきたオリックス。Tー岡田外野手と安達了一内野手が引退表明。前者は19年、後者は13年間オリックス一筋でプレーしてきました。

 今季松井前監督が休養に追い込まれ、早々と最下位が確定した西武は、金子侑司外野手と岡田雅利捕手が引退へ。それぞれ12年と11年西武一筋でプレー。

 2021・22年とセリーグ連覇(前者は日本シリーズも制覇)を果たしたヤクルトは青木宣親外野手が引退を表明。2004年にプロ入りを果たすと翌2005年と2010年、シーズン200本安打を2度にわたって達成。2012年からは6年間大リーグでプレーしましたが、2018年からヤクルトに復帰。以降もプレーを続けてきました。

 そして昨季日本一に輝いた阪神は秋山拓巳投手が15年間のプロ生活に別れを告げます。筆者と同世代でかつ香川県出身ということで他の選手に比べても親近感が湧くと、そういう選手でした。引退の大きな要因が右膝の故障。2018年に半月板を除去する手術を受け、2020・2021年と2桁勝利をマーク。しかし右膝の状態は思わしくなく今季はここまで1軍登板がない状況、タテジマ一筋の現役生活にピリオドを打つことを決断しました。

 今季レギュラーシーズンも残り試合が少なくなって来ていますが現役引退を表明した選手もその他の選手も怪我なく悔いなく頑張っていただきたい!