妻の秘密 ~ 父の気持ち | シンイ~信義に夢中

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ある方から文をもらい急ぎ帰ったのですが天候による足止めをくらい屋敷に戻れたのは、妻が辱しめを受けてから七日は経っておりました

 

嫌よ嫌..絶対に産まないわ

地方から帰ると妻の出迎えはなく代わりに寝所から泣き叫ぶ声が聞こえました

子が出来ていたのです

 

えっ?早くない?

ウンスは首を傾げた

 

はい

七日で子は育たぬ

腹の子の父は私だと何度も諭したのですが妻は聞く耳を持たず

生まれてからも、あの子の顔を見ようともしなかったのです

バンシルは母の気を引く為、兄の代わりに命を惜しまぬ働きをするようになりました

その時だけ妻はバンシルに声をかけるからです

私がもっと強う妻を止めれていれば、..

バンシルが不憫で不憫で...

 

その言葉に嘘はないと思った

真相を聞きウンスはバンシルに手を貸してやりたくなった

やっぱり、ここは兄のイ将軍を彼の側にやっては、いけないわ

この場に居た者は皆同じ思いだったのだろう

誰もイ将軍を共にとは言わなくなった

 

あなた、バンシルさんをお願いね

ウンスがヨンを見るとヨンは腕を組み何か考えているようだった

 

どうしたの?

ウンスの問いにヨンは口を開いた

 

私が居らぬ間にバンシルの母親に会うおつもりでしょう?

 

げっ..ばれてる

ウンスの心の声は漏れていたようで、ヨンは苦笑いを浮かべた

 

今までの働きからみてバンシルに俺の手助けなど必要ない

好きにやらせる

それよりも天界の御告げではバンシルだけではなかった筈だが、後の一人はどうした?

 

あっ?そうだった

こっちは、お父様が反対してるのよ

ウンスは困ったように、一人の男を見た

 

 



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