凄く暗い暗い気持ちになるかもしれないです。


心の奥底にしまっていた私の罪悪感


父方のおじいちゃんは画家でした。


家の2階をアトリエにしていて、ベレー帽を被りロッキングチェアに座りながら一日中絵を描いていました。


厳格で厳しくて怖いおじいちゃん


おじいちゃんは何回も脳梗塞をして最後は寝たきりにショボーン


もう永くないから。会ってあげてと病室に行ったら。


酸素マスクをしながらガリガリに痩せたおじいちゃんが寝ていました。


「なな子来たよ!!おじいちゃん!」


うっすら目をあけて、私の声に反応してくれました。


何かしきりに話そうとしているけど…聞き取れなくてショボーン



咄嗟に


「おじいちゃん!絵を描きたいの??」


と聞いたら


ウンウンと頷くおじいちゃん



「絵を描けるからね!!また描こうね。」


おじいちゃんと話した最後の言葉です。



絵はもう描けないに咄嗟に嘘をつきました。


死ぬ間際におじいちゃんに期待させてしまった


出来もしない約束をしてしまった。



おじいちゃん絵描きたかったよね。


私が道具を持って来るの待っていたかな…



なんでこんなセンチメンタルか。


坂本龍一さんの最後


酸素マスクをしながらも指揮をとっていて…大好きな音楽を死ぬ間際まで…


私にはそんな情熱を持ったものはないな…


あ。


おじいちゃんも最後まで絵を描きたがってたな。


凄く、私の高校生の時に経験した事とリンクしました。


今週末はおじいちゃんとひいおじいちゃんの法事です。

ごめんね!ありがとうをおじいちゃんに伝えたいと思います。


ちなみに、ひいおじいちゃん没落100年の法事とか。一応今回で最後らしいよー!!


ほんまかいなー?ポーン


と思う田舎の行事です!!