じーじとばーばんちの思い出

 少し暗い題名になったけど、一昨年おじいちゃんを在宅で看取りました。


肺がんを患って10年以上。

元気に過ごしていたけど、肺がんが再発。


余命わずかと言われました。


おじいちゃんは家で過ごしたいって言うけど、おばあちゃんと2人暮らし。


母が休職して泊まり込みで看病をする事に。



突然呼吸が苦しくなって。息が出来なくて。


背中を摩るけど、辛い時はおじいちゃんも余裕がなくて。


たまにきつい言葉が出てしまったり。


頑張ってる家族も、どうしてそんなに冷たい事言われないといけないの?と腹を立ててしまったり。


そんな日も数ヶ月になると、みんな疲弊してしまい。



家で看取る事の難しさを実感した数ヶ月。


病院に入院させようか?と本気で悩んだ。


看病しない親戚は、口だけは一人前に出してきて。


人間関係難しいな。みんなおじいちゃんの事を思っての意見なんだけど。



呼吸の苦しさを和らげる医療用麻薬を使ったり、在宅酸素を使ったりと目まぐるしくおじいちゃんの病状が変わり。


もうダメなんだと


本当にお別が近いんだな。と覚悟した。


それでも大好きなピオーネ畑がみたいと、動画で見せたりするだけで、これは秀だ!とか言って笑かしてくれた。


粒は大きいけど、色付きはイマイチ不安


やっぱりおじいちゃんじゃないといいピオーネ作れないよ悲しい



 最後は苦しくても畑に行きたい!


酸素をゴロゴロ引いて、車椅子を押しながら。


来年は一緒にぶどうは出来ないね。。。


もっとぶどうの作り方教えて貰えば良かったな。



こんなにも早くお別れの時が来るなんて。当たり前に来年も再来年も、おじいちゃんと過ごす未来しか見てなかったよ不安



帽子を被り、ジャンパーを着て一緒に畑まで行く。



今年のぶどうをみて一言



今年はクズか多めだなw


根っからの農家な所も大好き!!




密な時間を過ごせた分後悔は全くなかった。


おじいちゃん、いい人生だったかな。


おばあちゃんは、妹家族が一緒に住んでるよ!安心してね。




今はお母さんと孫夫婦が後を継いで、妹の旦那さんがさらにぶどう大きくしたいんだって。


今年のぶどうは赤秀や青秀が多くて、いい出来栄えだった!


来年もおじいちゃんのおかげで美味しいぶどうが食べれそう🍇

 


ありがとう。

 

 

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