次世代太陽電池の開発の例ですが、消費財の商品開発にも参考になるネタでした。

 

日本の研究開発は、マラソン競技で入賞してきたが、これからは100m競争で勝つ必要がある

経験がものを言う職人芸に加え、今後はAIを使いこなす知恵が問われる

 

■背景

・2050年温暖化ガス排出ゼロ目標(脱炭素)により、太陽電池の開発が活発化

・大阪大学で安価な高分子でつくる次世代太陽電池を開発中(通常、太陽電子はシリコンでつくる)

 

■課題

・高分子の構造には無数の組み合わせある(20万種類)

・経験と勘では試行錯誤で実験を繰り返す方法は、見落としもあり、性能改善に限界がある。

 

■ソリューション

・論文情報から、高分子構造や反応する光の波長をAIで学習

・AIは太陽電池の発電効率と高分子の特徴の関係を紐解く「法則」を発見

・素材の構造から、電池の性能を予測

 

※材料開発にAIなどを取り入れる方法、「マテリアルズ・インフォマティクス」と呼ばれる

これを用いれば、実験をしなくても、優れた材料を絞り込める

人手やったら、5~6年かかるものを、AIは1分でできる。(上記、太陽電池開発の例)

 

<詳細>

AIは材料の融点が容量を左右すると突き止めた

 

■補足

~失敗データの活用~

国立研究開発法人の物質・材料研究機能の出村さん

「失敗した実験の結果を含む多くのデータを国内で集め、世界で勝てるようにしたい」