エルパトちゃんの自己紹介
こんにちは♡
エルパトちゃんです。
2020年9月から
エルメスパトロール=“エルパト日記”を記録中。
CHANELも少々。
でも、主に研究対象は——エルメス。
ただいま研究中:エルメス用語集
- 馬主:ロデオチャームのオーナーになること。狙って“捕獲”する人も。
- フリー:運命のように出会えるバーキン/ケリー。
実績なし=伝説級。 - プレタ:プレタポルテ(既製服)の略。エルメスのお洋服も沼。
- 実績:エルメスでのお買い上げ累計額。数字は愛。
- 塩対応:🍊冷たい店員さんに遭遇。例:「本日はご紹介ございません」
- 小部屋:革バッグが紹介される特別な空間。最近はピコタンもここで。
所有アイテム & 実績メモ
- バーキン25/ケリー25:希望スペック、3年で達成!
- カシシル:季節ごとに更新中。見るだけで幸せ♡
- 2022年:4枠達成(PO:グローブ・時計 済)
- 担当様:2店舗でサポートいただいています
- 現在の欲しいもの:SO(スペシャルオーダー)バーキン♡ 済
エルメスには最低でも月1パトロール。
“卒業”なんて言葉、まだ似合いません。
買うかどうかは別として、
今日もお店に向かうとき、ちょっと胸が高鳴る。
それが、エルパトの醍醐味
“お断り”されて、好きになった エルメスに惹かれる理由
エルパトちゃんです♡
バーキン、ケリー、ピコタン
その名を聞くだけで胸が高鳴るのに、
いざ「欲しい」と思った瞬間に返ってくるのは、
あまりにも潔い、ひとこと。
「ご紹介はございません」
……はい、撃沈です。
片思いから始まるエルメスとの関係
「売っていない」という前提こそが、
エルメスというブランドの本質であり、美学。
購入に必要なのは、実績、関係性、そしてタイミング。
“欲しい”という気持ちだけでは、
何ひとつ手に入らないという現実を、
私は数年前に知りました。
なのに、なぜか離れられないのです。
簡単に手に入らないからこそ、
欲望はより純粋に、強く育っていく。
これは恋と似ています。
優しさよりも距離感に惹かれる、
あの不思議な感覚に、
エルメスも似ているのです。
「在庫がありません」が、甘美な呪文に聞こえる夜
SNSで誰かが、 "フリーでバーキンを捕獲"したという
投稿を見るたび、
「羨ましい」「いつか私にも」
そんな気持ちが押し寄せます。
欲しいのに買えない
だから、育てていく
バッグを購入するために、 実績を重ね、信頼関係を築き、
担当様に「この人は本気だ」と思ってもらう。
それはまるで、自分を磨く通過儀礼のようです。
最短ルートなど存在しない。
けれど、その過程こそが、
バッグの価値を深く、
美しくしていくのだと思います。
“欲しい”という感情のピークが、最初に訪れるブランド
通常、購入は欲望の“終着点”であり、
手に入れた瞬間に熱が冷めていくものです。
でも、エルメスは違う。
「手に入らない時間」が、
最も強く人を惹きつける。
そして、いざバッグを手にした途端に、
「次は何が欲しい?」と、
欲望の方向は次のターゲットへ移ってしまう。
つまり、
エルメスは“所有”よりも“欲望”に
焦点を当てたブランド なのかもしれません。
それでも、私は待つ
「紹介はございません」
「今は在庫がございません」
何度も聞いたその言葉。
以前なら落ち込んでいたかもしれません。
でも今は、
そんな言葉さえ、
このブランドに惹かれる要素のひとつになっている。
好きって、そういうこと。
すぐに手に入る恋より、
時間をかけて育む関係の方が、
きっとずっと深く、長く愛せるのです。
“買えない”を楽しめるようになったら、一人前
なぜエルメスに惹かれたのか?
それは、「持つ人を選ぶ」という圧倒的な意志を感じたから。
まるで、バッグが私を見ているかのように。
「あなたに持たれる準備は、
こちら側にもまだ整っていません」
そう言われたような気がして、胸がざわつく。
でも
そのざわつきも、含めて愛している。
今はまだ出会えていない、
運命の一本に思いを馳せながら、
私は今日も、月1のエルパトを続けます。
お断りされた分だけ、好きになる。
──エルパトちゃん♡