エルパトちゃんの自己紹介
こんにちは♡
エルパトちゃんです。
2020年9月から
エルメスパトロール=“エルパト日記”を記録中。
CHANELも少々。
でも、主に研究対象は——エルメス。
ただいま研究中:エルメス用語集
- 馬主:ロデオチャームのオーナーになること。狙って“捕獲”する人も。
- フリー:運命のように出会えるバーキン/ケリー。
実績なし=伝説級。 - プレタ:プレタポルテ(既製服)の略。エルメスのお洋服も沼。
- 実績:エルメスでのお買い上げ累計額。数字は愛。
- 塩対応:🍊冷たい店員さんに遭遇。例:「本日はご紹介ございません」
- 小部屋:革バッグが紹介される特別な空間。最近はピコタンもここで。
所有アイテム & 実績メモ
エルメスには最低でも月1パトロール。
“卒業”なんて言葉、まだ似合いません。
買うかどうかは別として、
今日もお店に向かうとき、ちょっと胸が高鳴る。
それが、エルパトの醍醐味
それでも通う、エルパトという名の恋
担当様との駆け引きと、小部屋の沈黙。
こんにちは。エルパトちゃんです🍊
エルメスに通い始めて、そろそろ5年。
バーキンもケリーも、それなりに揃った。
“もう焦らなくていい”なんて言いつつ、
気づけば月1は必ず店舗へ。
そして今日もまた──
「今日ご紹介できるものはございません」に、
やさしく心を折られています。
エルパトの現実。それは“恋”に似ている。
エルメスでの買い物は、普通の買い物ではない。
“担当様”という名の絶対的存在がいて、
好かれているのか、試されているのか、
それすら分からない不安定な関係性。
通っても通っても、「何も出ません」のひと言で
すべてがゼロに戻る。
でも不思議と、また会いたくなる。
何かある気がして、足を運んでしまう。
まるで、報われない恋。
そう、エルパトとは“片想い”の連続なのです。
担当様との“呼吸”がすべてを左右する
エルメスの買い物において、
担当様との“関係構築”は超重要。
その呼吸が合うかどうかで、
未来のバーキンがあるか、
永遠の「ございません」かが決まる。
でも、だからこそ難しい。
一方的にアピールしても、引かれてしまう。
かといって、距離を置きすぎても印象に残らない。
“ちょっとだけ気にしてもらえる存在”になるのが理想。
服のセンス、言葉遣い、清潔感
「一見ナチュラルだけど、なんだか惹かれる」
そんな空気感が問われる。
恋愛経験、ここで活かされるとは。
“実績”という名の重圧
「運が良ければ出る」なんて、甘い。
この世界では、実績=言葉なき履歴書。
エルメスでは、バッグだけでなく、
プレタ・ジュエリー・小物・香水
幅広く購入することで“信頼”が育つ。
でもこれ、普通の感覚ではなかなかキツい。
「このワンピ、私に似合う?」
じゃない、「これ、実績としてはどう?」
そういう目で見てる自分に、時々引く。
でも、
小部屋に入るためには、時に戦略も必要。
「本日はご紹介できるお品物は……ございません」
この一言に、どれだけ心を鍛えられたことか。
担当様によっては、言い回しすら刺さる。
これ、なかなかしんどい。
でも、エルパトを続けていると、
“塩対応の先に、突然の甘さ”があることを知る。
期待していない日に限って、
「よろしければ、小部屋へ」の一言。
それがあるから、また通ってしまう。
まさに、ツンデレの極み。
でも、エルパトちゃんは知っている。
このゲーム、“誠意と温度感”がすべて。
計算しすぎても、心がない。
買いすぎても、
「なんでも買う人」
として処理される。
必要なのは、
“あなたが紹介してくれたら、それが特別”という気持ちを
ちゃんと伝えること。
バーキンでも、ピコタンでも、カシミアでも。
担当様の“手”を通して迎えることが、意味になる。
それを忘れないこと。
今日も小部屋には呼ばれなかったけれど。
「どうぞ、ご自由にご覧ください」
そう言われたあとの店舗は、少し寂しい。
カシシルを眺めながら、
この柄、似合うだろうかと自問して──
何も買わず、店を出る。
だけど、それでいい。
いつか迎えるべき“妥協ゼロの1本”が、
どこかでわたしを待っていると信じているから。
そしてそれは、今日ではなかっただけ。
最後に、担当様へ。
もし、これを読んでるなら言いたい。
私は、ただのバッグ好きじゃない。
あなたとの時間を、
あなたの言葉を、
あなたが差し出してくれる“1本”を、
ちゃんと、特別だと思っている。
だからまた、月が変わったら会いに行きます。
気づけば、エルパトという名の恋、
もう何年目でしょうか。
──エルパトちゃん🍊