基礎、基礎、キソ。 | 自分らしさを追求する女性セラピスト  Hitomiのブログ

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女治療家ひよっこダンサーがお伝えする「できる女」の作り方

おはようございます。Hitomiです。

今日から2日間にわたって、実は国際リハビリテーション協会の総会そしてインストラクター研修が開催されます。

現在インストラクターの方の強化研修であり、インストラクター希望者にとってはインストラクター養成研修となっています。

関西支部からもインストラクター希望者が3名参加予定です。

わたしも参加したいところなんですが、乳飲み子抱えておりますので不参加となります。。

ところで、この国際リハビリテーション協会で教えていることは

・身体の各文節(骨盤だとか脊柱だとか上肢や下肢)に対する治療技術
・筋筋膜に対する治療技術
・脳環境に対する治療技術
・治療における身体の使い方  などなど。



…だと、思われがちです。


え?


そうじゃないの?










はい。


違います。



ええええええ?


確かに、表面上はそのとおりです。

でも

・身体の各文節(骨盤だとか脊柱だとか上肢や下肢)に対する治療技術
・筋筋膜に対する治療技術
・脳環境に対する治療技術
・治療における身体の使い方 



を教える団体って、今やほかにもたくさんあります。

うちのが一番、どこのよりも効く技術や!

なんていう風にも思っていません。

かーんぜんなオリジナル??

でもありません。




じゃ、何を教えてるの?




それは、

【あなたが成長すること】

です。


テクニック的に言えば、【上手くなること】であり
仕事的に言えば【周りと調和してスマートな判断を下せる】ことであり
人間的に言えば【幸せになる】ことなのです。



もはや、【教えている】という言葉すら違うかもしれません。
こちらも学ばせてもらっています。


ベーシック1・2を受けてこられて来た方、もう気づいているかもしれませんが

いつも、どの講座を受けていても、同じことを言われていませんでしたか?


・治療の際の意識の向け方
・タッチの際の注意点
・身体と腕の使い方
・顔の向き
・足の使い方

などなど。。

どのセミナーであっても、同じことを何度も言われて来たと思います。

習った技術は、時間を取って何度も練習して

1ヶ月後にまたさらに時間を取って練習しています。

その時の注意点も、また同じです。
個人によって、どのポイントができていて、どのポイントがまだ不十分。
そういったことを1人1人指摘してもらえますよね。


それでも、まだ足りないぐらいです。

なんなら、わたしもまだまだ足りないぐらいです。


わたしは、運悪くこのベーシック1・2のすべての内容を2日間で教え込まれました。
(運悪くとかいってすみません。笑 練習量という意味で、です。)


技術をたくさん教えてもらいたければ、他にたくさん教えている団体がありますので
どんどん行けばいいと思います。(うちもベーシック1・2だけでもテクニックの数としては結構なものになりますが)



【身体の使い方】に関しては、これからさらに知識として学び、実践を学びます。

これが、基礎の基礎です。


キソのキソには、終わりがありません。
毎日毎日、何年もしてからやっと気づくことだってあるのです。

同じことを、毎日していても、新たな気づきがあるのです。
同じことをしているからこそ、違いがわかるのです。

わたしは、高校で書道を選択していましたが

教えてくださっていた先生が結構有名だったそうで(たぶん)


まず、硬筆では【どのくらいお手本通りに書けているか】が評価ポイントであり

毛筆では、授業の始めに墨は必ず摺り、小筆の先でひたすらキレイな円を書かされました。


【お手本通りに書く】【小筆で円をキレイな書く】ためには

・鉛筆の持ち方
・小筆の持ち方
・姿勢
・何度も書け
・墨を摺る時には墨が斜めに欠けないようにまっすぐ(心も歪むなってことだったのかも)
・筆の先の整え方(硯は削るために細かいとげがいっぱい。だから筆は硯の上で整えない)

を知識として教えられ、

そして、お手本をしっかりと「見る」「真似る」ことが大事です。

やるのは私しかいません。

わたしは、硬筆の「真似る」が得意で、その先生から1度だけ満点をいただいたのが嬉しくて記憶に残っているのですが

みんながみんな最初から得意なわけではありませんし

わたしも他の分野となると苦手なものもたくさんあります
(お習字は小学校1年生からしていましたのである程度の基礎があったからですよ)


それでも、何かと基礎を大切にしてきました。

だから、きづけば私が何かを学んでいる先生って、基本を大切にしている先生ばかりですし


何回練習しても、確認しても、まだまだ先があります。


先日、わたしの講義を受けたとある方が、「知識の幅の広さだけじゃなく、技術も含めて、すごすぎです。ぽかーんとなりました」と言ってくれたのですが


わたしの知識量なんぞ、全然です。(先日、他の幹部さんにも言っていたのですが)
技術の練習なんて、全然場数踏めていません。(育児中の主婦だし)


それでもそんなことを言ってもらえるというのは

【基礎を大切にしている】
【ひたすら身体を使うよりも、短時間でも意識して身体を作る】

ことを日々思っているからかもしれません。


私自身は、天才でも、凄腕治療家でも、歩く解剖学事典でもありません。
でも、本当に上手くなりたい人を成長させることはできると思っています。

基礎、基礎、キソ!!!です。


これを読んでいるあなたは、絶対私よりも自由時間があるはずです。


ほーら、チビが泣き出しました。


それでは、インストラクターの皆さん、頑張って来てください!!


【お手本通り】
【基礎、基礎、キソ!!】
【やるのはあなたしかいません】

ですよ。

基礎とは、土台、いしずえです。
これがなければ柱はまっすぐ立てられません。

地道にコツコツ、おおかみに吹き飛ばされないような家を築いていきましょう。
お互いにね。

Hitomi