こんにちは
30代 美容家・AYUMIです。
このブログでは美容法やおすすめコスメについて綴っています。
教育に携わって感じたこと
私はエステティシャンとしてサロンの運営（お客様に施術をする） の他に
WEBメディアでの美容記事の執筆、監修、
企業等の美容イベント、専門学校での教育現場に携わっています。
私の場合、美容のプロになりたい、スキルを学びたい学生（14歳〜21歳位）と接しています。
このブログを読んでくださっている読者層は30代、40代、50代が多く子育て世代の方も多いのでは？と思い
今回このブログを書かせていただきました。
現代の子達、Z世代、α世代の傾向
最近の子達と会話をしたり、見ていると
したいこと、やりたいことがない
何をすれば良いのかわからない
そもそも何がわからないのかがわからない
自分に自信がない
人とのコミュニケーションの取り方がわからない
学校に行きたくない、人間関係（不登校、非登校）
と感じている子が非常に多いです。
私が10代の頃も同じように感じたり、悩んでいた子も周りにしましたが
現代は同じ悩みでも、時代や社会背景の違いから質が違うと感じています。
現代の子達、Z世代、α世代の時代背景
現代の子たちは生まれた時から通信環境が整っていて幼少期からスマホやタブレットに触れています。
ゲーム中心で外で遊ばない
（自然に触れない、地域ルールがわからない、コミュニーションの取り方がわからない）
親や友人とのコミュニケーションは通信ツール
（会話、コミュニケーションが少ない）
SNSが当たり前
（自動的に出てくるため調べない、自ら考えない）
情報が蔓延している
（良くも悪くも情報がありすぎてどれが正解かわからない）
良い、悪いと勝手に評価される
（SNSでの情報などを見てそれが正しいと思う、思い込み／他人と比較して自分は出来ていない、自己肯定感の低下）
こういった結果、自分がどうしたいのかわからなくなったり、何が良くて悪いのかの判断力が低下しています。
現代の子達の人間力を高めるために大人ができること
私は美容の知識やスキルを授業で教えることもそうですが、
社会に出た時に対応できる人間力を高めてあげるにはどうすれば良いのだろうと思っていて、
こういったことも調べたので一部をシェアさせていただきます。
思春期の脳のメカニズム
人間の脳には物事を思考する、感情をコントロールする、自分の良くない行動を抑制するなどの機能を司る部分があります。
思春期の場合はその部分が未成熟なため感情をコントロールするのが苦手。
突拍子もないことをしたり、無謀な行動を起こしてしまうこともあります。
見方を変えれば、思春期は挑戦でき、可能性が無限の時期なので
頭ごなしに抑圧したり、怒ってしまうと「抑圧されたからできない」「本当はやってみたいのに、ダメだって言われたからできなくなった」とできない理由を親や環境にひもづけしてしまうので、こまめにコミュニケーションを取り、変化をキャッチして接し方に気をつけること。
思春期は人の感情が気になる、敏感
思春期の子どもは相手の声のトーン、表情に敏感で大人が気づかないような感情の変化にも気づくことができます。
「怒ってそう、機嫌が悪そうだから気を遣う」「怖そうだから近寄らない」「相手にどう思われているんだろうと不安になる」と感じやすいので笑顔で問いかけ、向き合って会話をすることが大切。
学ぶ力を高めさせる
世の中には、正解のない問題の方が多く、さまざまな選択肢の中から選び試行錯誤し、次へ進むというパターンが多いです。
社会に出ると、問題そのものが曖昧なこともあり、
問題の基本やマニュアル＋自らの経験、生きた知識やスキルが求められます。
子供の段階で成長したい、新しいことを経験したいという意欲を持つこと、持たせることが学ぶ力を高めるコツ。
自己決定させる
わからないと教科書やスマートフォンなどですぐに答えを確認したり、頭で考えずにすぐに聞く、
親や大人が先回りしてやってあげすぎる、答えを教えすぎることも多いです。
「あなたはどうしたいの？」と問う、「やってみて、手伝うことがあれば言ってね」を繰り返すことで
子供は自分で決定せざるを得ないので自己決定するようになる。
主体性と自主性を持たせる
主体性とは、自分の意志や判断において自ら責任を持って行動すること。
自主性とは、やるべきことに対し自ら率先して行動すること。
自主性は「やるべきことが決められている」のに対し、
主体性は「何をすべきか決められていない」ことに対して自分で考え行動することを表します。
自分が子供の時はこうだった、昔はこうだった、◯◯ちゃんや◯◯くんはこうだからは通用しない時代です。
かと言って、放置したりやりたい放題させるのも違います。
今の30代、40代、50代がその子の特性、言葉や行動の裏に隠れている心理をくみ取り、
きちんと誘導してあげなければならないのではないかと思います。
現代の子たちが自信を持てれるように、夢を叶えられるように、社会に出ても生きやすいように、
美容のスキルだけでなく人間力を高められるサポートができると良いなと感じています
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