「こないだ礼緒と話したんだけどね……真那との仲全然進展してないみたい……」
「お嬢様あの純粋少年に変なアドバイス吹き込んでないでしょうね」
「あなたみたいに経験の少ない若者じゃ助言なんてもっと無理じゃない」
「僕はお嬢様より年上なんですけど」



「家畜小屋で夜を明かしたなんて信じられない……家の皆が知ったら目玉が飛び出てたでしょうね」
「すかー……くかー……」
「すごく臭うけどあなたが提案してくれたお陰で面白い経験を積めたわ。ありがとうラヴェール」
「しょうが焼き……食べたいれふ……」



「あんまり調子に乗らないで。この半人前のダメ錬金術師」
「なんで普段より辛辣なんですか」