こんにちは、小野歩です。

フェンシングがエンターテイメント性を強化しているのを知っていますか?

 

フェンシング界の元エース太田雄貴氏(33)が、17年に日本フェンシング協会の会長に就任してからさまざまな「太田改革」を行い、注目を集めているそうです。
https://www.nikkansports.com/olympic/column/edition/news/201906120000306.html

フェンシングの試合は、ルールもよくわからず、どっちに得点が入ったかわかりづらいなと思ったことがあります。
『エペ』『フルーレ』『サーブル』の3種目があることも、初めて知りました。

昨年の全日本選手権は、LEDでライトアップされた会場で用いてどちらにポイントが入ったかをわかりやすくしたり、選手の心拍数をモニターに表示して緊張具合をわかりやすくする工夫がされています。


その結果、発売開始40時間で全700席が完売したそうです。

今後、「フェンシング・ビジュアライズド」という剣先の軌跡を可視化して、映画「スター・ウォーズ」の「ライトセーバー」の鮮やかに光るリプレー映像が見えるようになる計画が進んでいるそうです。


これまでフェンシングを知らなかった人でも楽しめるように、見せ方の工夫をしている発想の柔軟さと、実行する力がすごいなと思いました。


エペ:『先に突いた方が勝ち』。有効面は体全体で最もわかりやすい。

フルーレ:攻撃は胴体への突きだけ。 攻撃権があり、先に攻撃を仕掛けた選手に与えられる。防御側は、相手の攻撃を阻止すると攻撃権を奪うことができる。

サーブル:3種目中、最速の競技。突く以外に”斬る”という攻撃手段があり、上半身全体が有効面となる。