こんにちは、小野歩です。
ABCクッキングの教室を都内で見かけることが多くなったなと思います。
2019年1月時点で、全国のスタジオ数は126、生徒数は約28万人なんだそうです。
伸びている理由は、3つあるそうです。
教室自体がショールーム化した
ガラス張りの「スタジオ」にしたことで、外からガラス越しに生徒が料理している姿が見え、”賑わい感”が何よりの宣伝効果を生み出しています。
講師と生徒との距離の近さ
ただ料理を教える料理教室ではなく、コミュニティづくりが顧客に「また来たい」と思わせ、リピーターをつくっています。
生徒が講師名でレッスンを予約できるため、生徒の名前を覚えたり、料理とは関係ない生徒の仕事の話を聞いたりして、話しながら料理を作れる楽しい場を提供する講師は人気があるんだそうです。
「コミュニティづくり」と「コミュニケーションの質」が大事だと感じました。
海外での収益拡大
2010年の中国・上海でのスタジオ開業から、アジアの8カ国17都市で計37教室を展開し、会員数は約5万人。
アジア市場では「コト消費」のニーズが高まっていて、「日本の家庭料理」に触れられるというエンターテインメントの要素が求められているそうです。
海外では、エンターテイメントとして捉えられているとは思ってもいませんでした。
伸び続けている企業からは、いつも新しい視点を学べるなと思います。