こんにちは、

弁護士の亀島ですニコニコ

 

 

今日は、親子関係について、

お話したいと思いますニコニコ

 

 

ご相談を伺っていると、

離婚の危機の正体が、

「親の願望」だったということが多々あります。

 

 

夫側の親であったり

妻側の親であったり、

いずれかの親が子離れ出来ていないことが原因です。

 

 

親が子離れ出来ていない場合、

大抵、子も親離れ出来ていません。

 

 

理由は様々なのですが、

私がご相談を受けているケースで見る限りでは、

子の幼少期に、親子間のコミットが少ない場合が多いようです。

 

 

親が共働きであったり、

シングルで、働きづめであった場合など

大抵は、お仕事が原因であることが多いです。

 

 

親としては、子育てが不完全燃焼で終わってしまったような感覚があり、

余裕がある今、育児を継続しようとします。

 

 

また、子は、幼少期に甘えられなかったことから

親に求められているということに無意識に喜びを感じ、

「依存」という形で親孝行しようとします。

 

 

単に、軽い依存関係があるだけであれば問題はないのですが、

親自身が、「自分の人生を生きていない」場合、

自分の人生の証を、「子」に求め、

自分から子が離れていくことに恐怖を感じます。

 

 

ただ、そのように感じている親でも、

顕在意識は、「社会常識」で形成されているため、

表面上は、子の結婚を祝福し応援します。

 

 

しかし、潜在意識では、子が離れていくことへの恐怖を感じています。

 

そして、子の結婚生活が継続し、

子が、夫おるいは妻との間で

新たな価値観を形成すると

子が自分とは異なる価値観を有することに嫌悪感を感じます。

 

より一層、「子が離れていく恐怖」を強め危機感を感じるようになるからです。

 

 

そして、少しずつ少しずつ、

離婚する方向へ子をマインドコントロールし始めます。

子がこれ以上、離れていかないように。。

 

 

ここで、注意が必要なのは、

親自身も、そのことに気づいていないということです。

親には一切悪気はありません。

親自身も無意識だからです。

そして、子は、

親が深層心理では、自分を離婚させたいと思っているなんて

露ほどにも思いません。

 

子は、ただ、ただ、親は自分のためを思って

アドバイスしてくれていると感じています。

 

 

このようなケースでは、大抵の場合、

当初、親は、子に対し、

「あなたの我慢が足りないのよ」と

「子供のためにもがんばりなさい」等、

社会常識で形成された顕在意識でアドバイスをします。

 

 

ただ、ときおり、

「〇〇さん、また、そんなこと言っているの?」等、

遠まわしに嫌悪感を感じさせるような発言をして、

子が、夫あるいは妻に、のめり込まないように牽制します。

 

 

そして、

ある一定レベルを超えると、

「もう我慢しなくてもいいんじゃない?」や

「ボタンを掛け違えちゃったのね」、

「離婚したほうがいいのかもしれないわね」等、

離婚を促すような発言をするようになるのです。

 

 

そうすると、親離れしていない子は、

自分のことを(夫もしくは妻よりも)

愛してくれていると思っている親のアドバイスを

絶対視し始めます。

 

 

そこから、

どんどん、

離婚への道が加速します。

 

 

 

こういうケースの場合、

親や親族と一緒に

弁護士のもとに相談にくる方が多いです。

 

 

いかに有利に離婚するか

親や親族のほうが積極的に話をされ

ご本人は、小さくなっていることが多いです。

 

 

本人は、気持ちが混乱していて

離婚したいのかどうか分からなくなっています。

本心は、「離婚したくない」という気持ちがあるので、

モヤモヤしているんですね。

 

 

そこで、親族の方に席を外していただいて

カウンセリングのようにお話を伺うと

涙をながされて「分からない」とおっしゃるのです。

 

 

 

私は、

「分からない」ときは、

離婚するときではありませんと

お話しています。

 

 

 

人生一度きりなんです。

離婚するにしてもしないにしても

後悔しない選択をしていただきたいからです。

 

 

 

離婚はいつでも出来ますが

離婚しないという選択は、今しか出来ないのです。

 

 

 

覆水盆に返らず。

 

 

 

しっかりと自分の気持ちに向き合って

決断されてくださいねおねがい

 

 

 

 

あなたの人生はあなたのものです。

自分の人生を生きてくださいねキラキラ

 

 

 

大丈夫、大丈夫ピンク薔薇

あなたなら、大丈夫虹

 

 

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