活字が大嫌いで、学生の頃から「国語」なんてものが理解出来ずに過ごしてきたわけですが、そんな私がハマッている著者がいるんです。


えぇ、私が小説を読むなんて事は、100%有り得ないわけで・・・

それでも、何故か読んでしまうのですよ。

次が気になって仕方なく、仕事してる時も人の目盗んで読んでたりします。

そんな私をハマらせた著者の本を紹介しようと思いまして、テーマを追加しました。


きっかけは、私がホラー好きと言う話をしていた時だったと思うんだけど、「ホラーとはまた違うんだけど、都市伝説みたいな内容で・・・この人の読んでみ?」って言われて、本の内容をチラチラ聞いてたんだけど、何故か凄い興味が出てきて、早速TUTAYAへ行きました。


私が買った最初の本は、【リアル鬼ごっこ】


リアル鬼ごっこ

この本、デビュー作で、20万部を超えるベストセラーだったみたいです。

【リアル鬼ごっこ】は、2008年に映画化も決定されてる作品です。




出典:フリー百科事典『ウィキペディア』より

※ストーリーがかなり詳しく載っているので、「読んでみたい!」って人はあまり見ない方がいいかも?



西暦3000年。

王様が治めるこの国は人口が約1億人、そして「佐藤」という苗字を持つ人口は500万人を超えていた。

ある日、王様は自分の苗字が「佐藤」であることに対して「佐藤と名乗るのは自分だけでいい!」と怒り、「鬼ごっこのようにゲーム感覚で全国の佐藤を捕まえ、抹殺する」という恐るべき計画を提案する。

期間は12月18日から12月25日の1週間。

期間中23時から24時までの1時間、全国に王国の兵士100万人を「鬼」として配備し、時間になったら、その鬼は「佐藤探知ゴーグル」なる特殊な機器を用いて付近の「佐藤」姓の人間を探索、発見し次第、追いかける。

「佐藤」は、捕まったら最後、秘密の収容所に連れて行かれる。

そして、捕まった暁には眠るように殺されてしまうのだ。

横浜市内の大学に通う大学生・佐藤翼は現在父との2人暮らし。

友人の持っていた号外にてこの計画の施行を知る。翼は7歳のときに父の暴力に悩まされていた母と妹・愛と生き別れになってしまった、という過去がある。

「母と愛は家に翼を置いて出て行ってしまったが、きっとどこかにいる」そう思っていた。

「リアル鬼ごっこ」初日。

開始のサイレンが鳴る。

外を歩いていると、翼はある女の子と知り合う。

その女の子も、苗字が「佐藤」であるというだけで、王国の兵士に1時間追い回されるのだ。

初日は「鬼」に遭遇することなく終了。

しかし2日目、翼は鬼と遭遇してしまう。

余裕で逃げきり2日目は終了。

帰る途中、翼は息を切らして倒れていた父を発見。

父から母が交通事故で亡くなったこと、愛が父の親戚に引き取られたことを知る。

父が亡くなり、翼は愛がいると思われる大阪に到着。

そのまま「リアル鬼ごっこ」3日目開始。

鬼から逃げきり、その後翼は昔の悪友・佐藤洋と出会う。

「鬼」から逃げながらも3日目終了。

次の日、翼と洋は愛を探すため行動するが、見つからないまま「リアル鬼ごっこ」4日目開始。

どんどん加速していく死の鬼ごっこ。

翼と洋は逃げきれるのか。

翼は愛を見つけることが出来るのか。



と、ざっとこんな感じの内容なんだけど、これがまた食い入る様に読んでしまったのです。

この本が私にとって「つまらない本」であれば、この時点で最後まで読まずに永遠に開かれる事もなかったんだろうけど、私にとって一番早いスピードで読んでしまった。

まぁ、文庫本サイズだったから、そこまで無理はなかったんだけど、とにかく内容が理不尽な事ばかりなんだけど、結末が「そう来たか!」と最近のドラマみたいな、予想がつく裏切りなしな終わり方じゃないのがいい。


ある意味ホラー(笑)

読み終えた時は、全国の「佐藤」さんが気になってしまった(;´▽`A``フキフキ

この国王に怒りを覚えたのは言うまでもない・・・


そして、この日から私の「山田悠介」集めが始まったのでありますキラキラ