こんにちは。
あさひのブログを読んでくださりありがとうございます(^^)
今日は、娘(小3)のお友だちが家に来ています。
朝から、掃除です。
四角い部屋を、丸く掃除をする
我が家では、大掃除レベルの掃除です(笑)
さて、今日は、看護師として働くときに、
終末期(積極的な治療よりも、あくまでも、人生の最期としての
安楽や、尊厳を尊重した時期)
の患者さんとの関わりについて書きたいと思います。
本人さんの様子
本人さんにも、余命や、病状は伝えられます。
その結果、余命が少ないことを知ってショックを受ける人もいます。
そして、そのショックを一番身近な存在である看護師に
八つ当たりのように怒り散らす場合もあります。
キュブラー・ロスの死の受容という、
段階があるのはご存じでしょうか。
キュブラーロスの死の受容について
否認「私が、ガンの末期だって??そんなわけがない」
↓
怒り「こんなに頑張って生きてきたのに!」「あいつは幸せそうなのに!」
↓
抑うつ「家族への不安・・・自分の身体の不安・・・お金の不安・・・」
↓
取引「神様、どうか、これからは良く生きるので、約束しますので、もう少し生かしてください」
↓
受容「抑うつも、怒りもない状態」
という段階を、行ったり来たりしながら、死への受容はされるそうです。
確かに、患者さんは、怒りっぽくなったり、涙したり、
死が怖いと言ったりされます。
家族さんの様子
家族さんも、気持ちがずっと揺れ動きます。
先日、患者さんは、もう肺炎などにより肺のほとんどに空気が入らない状態(無気肺)
となり、SPO2という、血液内の酸素の充実度が、94%以下で酸素投与の検討がされるのですが、
酸素(10Lのマックス量)で、SPO2が75%とかでした。
この状態を言うならば、海で溺れているような呼吸の苦しさ
高山の登山をしている状態
と考えてもらえたら、患者さんの苦しさが解ってもらえると思います。
ですが、家族さんは、その状態を認めたくありません。
「食べ物を食べさせないから、しんどいんじゃないですか?」
(↑溺れている状態で、食べ物食べられますか?)
もう、医師から、いつ逝ってもおかしくない状態といわれていても
「歩けるようになりますか?」と聞かれる・・・。
「転院して、ECMO(コロナ渦で一気に有名になりましたね。体外式膜型人工肺)
してもらわないと!!」
(↑回復の見込みがない場合は、適応ではない)
あきらめきれない気持ち、わかります。
家族さんも、まだ別れたくないし、何とか奇跡がおきてほしいと思ってらっしゃるんです。
看護師として
もう、生きていることが不思議な状態であることは少なくありません。
点滴や、酸素投与をして、なんとか生きている状態です。
こっちを立てれば、こっちが立たなくなる・・・という状態です。
なんとかバランスを保とうとしています。
家族さんが、最後に
好きなものを食べさせてあげたい。
外出させてあげたい。
という願いを言われるときがあります。
それにこたえたくて、医師とともに葛藤します。
なぜなら、家族はどんなに頑張ったとしていても
「もっと〇〇してあげたかった」
という後悔は絶対生まれます。
その後悔をなるべく、少なくしてあげたい。
「最後に、〇〇できて本当によかったね」
少しでも思えたら、家族もお別れの準備をしていけるのです。
60代の息子が、終末期で、
お母さん(80代)が、べッドサイドで泣いていると、
こちらも泣きそうになります。
言葉がでず、お母さんの背中をさすることしかできません。
もし、患者さんに元気があれば、
きっと「お母さん」と呼んで、
お母さんを抱きしめるでしょう。
なんとも悲しい場面は、私も泣きそうになります。
まとめ
看護師になるまでは、このような場面に立ち会うこともありませんでした。
この世に生まれて、去っていくのは、奇跡の連続です。
死とは、次の展開が誰にもわかりません。
だから、不安だし、恐怖となります。
終末期の苦しそうな患者さんの表情から、
「もう頑張ったよ。これ以上頑張れないよ。
もうゆっくり休みたいよ」
そう思っているんじゃないだろうかと時があるのも事実です。
そして、亡くなられるときに立ち会うと
不思議なのですが、大きく深呼吸するようにして
フゥーっと長い溜息のような息を吐いて、
亡くなることが多いのです。
最期の大きな一呼吸には、
どんな意味があるんでしょうか。
私たちは、生かされています。
旅立つその日まで、苦しいことも、楽しいことも
大切な家族との時間も、
大変貴重であることを
患者さんがいつも教えてくれます。
患者さんの優しい笑顔を、
覚えていたい。そして、他の患者さんにこの経験を生かしていきたい
そう思うのです。
あなたの、与えられたものは何ですか。
あなたの与えられたものをなくしてしまったら、あなたはどんな気持ちですか。
与えられたのもは、永遠と続くものですか。
最期まで読んでくださり、ありがとうございました。
↓
命の終わりによる、さようならを、
子どもと一緒に考えてみませんか。
この本は、小児がんなどで、余命がわずかな子どもが、
さようならを理解するときに
よく読まれる絵本です。
大人も涙する、死の受容を深める絵本です。


