美しいパンフ✨

今回のNovaくん。

とても興味深いというか、守ってあげたいと言うか、ずっと見ていたいというか…知れば知るほど、もっと知りたくなる。



裏表紙のこのロゴがドーっと流れてるのも、近未来的な感じ。




じゃあ、いつもの呪文を。




羽生くんが参考にした哲学書4冊のうち、2冊は公表してくれましたね

生誕の災厄と水中の哲学者たち


ただ、小説読みな私としては羽生くんが興味を示して参考にしたという5冊の小説の方も知りたい…

近未来が舞台なSFか、ショートショートのようなものか、あるいは主人公にまつわる人々を書いたリレー小説か…



晶文社から重版お知らせ来ました

https://x.com/shobunsha/status/1876558554783740238?s=46&t=x2HMIeiBSleTFxBSfYUvZg

 

生誕の災厄よりも、水中の哲学者たちの方が絶対に読みやすい

 

生誕の災厄の方は一言で表せます

生誕こそが死にまさる真の災厄


E.M.シオラン という、ルーマニア生まれの方が書いた哲学書でして、折々に思うこと全てただひとつの本物の不運。それはこの世に生まれるという不運」という真理を、なぜそう思うのか言葉を変えて延々と語られてる本です。


生きる上での辛さや悲しみ、苦しみを思うと「確かにね」と思える…けども、私のようなお気楽一般人が読むと「んなことずーっと考えてたら、人生つまんなくない?」という感想にしかならない😓💦 これを深掘りし紐解くのは、哲学を学ぶ専門の方々にお任せします



水中の哲学者たちの方は、よりEchoesの感性と重なる部分が何箇所もあります。語り口調で思わず笑ってしまう部分もあり(哲学書なのに?)一般人にも『哲学』が身近に感じられ、読むならこちらをおすすめ!



今から水中の哲学者たちのネタバレ読感書きますよ!まだ読んでる途中の方は読後まで進まないでください…とは言え、ページと概略にしか触れてないから、むしろ丁度良いガイドになるかも?



この本は、Echoesの感性との重なりを至るところに感じます


まずは、哲学とはなに?という一般人なら誰でも思うキホンのキを教えてもらう


p21

哲学対話では、あともう少しで何かを思い出せそうな時がある。上手く見えない。もどかしい。自分の中の「何か」

探求とは、想起する事に似てる


p130

哲学とは「なんで?と問う事」

意外とシンプル


これを読んでいて、ある事を思い出しました。

探求とは、想起する事に似てる…

想起するってのは思い起こすことだけど、まさに『探求』というキーワードに想起する。


羽生くんは、過去に『探求』という言葉で何か大切なことを言ってた… 確かあの時に…って事で記憶の引き出し探して再生します(←Novaくん真似)



2021年8月 早稲田e -Style Bookという早稲田の学生さん向けの小冊子の中で、羽生くは早稲田の人間情報科学科を選んだ理由をこう語っていたの


人間という存在をもっと深く知り探求したい。そして人間として成長したい


学生時代に履修した生命倫理や哲学を今回このような素晴らしい単独ショーで活かせる…どころか、進行形でアイスショーの歴史を塗り替えてる。

羽生くんがいかに真剣に学問を修めたかがわかるね。指導の先生方(さしずめ学生時代の案内人さんたち?)嬉しいだろうなぁ☺️




横道ついでに、案内人さん


ちょこっとメンシプで羽生くん自ら「案内人は神的な存在に近い」と設定説明してましたね。

案内人さん、TLにあげられるマンガや絵ではめちゃくちゃNovaくんを面倒見てたり、ファンにも愛されてる分いじられてて😅もはや『神』というより『Novaくんの保護者』みたいになってるけども😂

それがとても微笑ましくて。絵師さま方って凄いよね! 案内人ファン急増中かも😁



昔、牧師さまと信仰についてお話しした折に「信仰は、まず自分と神様との対話が大事」というお話を聞いていて。Echoesの「ルーム」がNovaの心の中の心象とするなら、相手(案内人)は神のような存在だと設定した羽生くんの感覚、私はとてもしっくり来てます。


哲学も信仰も、もっと身近な我らの日常であっても『対話』はとても大切なことだと。私は今回の広島遠征を通して、改めてそう思いました。





ずいぶん話がそれたけど💦
水中の哲学者たち 先に進みますダッシュ

p75 「わたし」という事について語っている部分では、Novaくんも「わたし」という存在の自問自答をしてる部分と、とても重なる部分


p102 の哲学対話とは「話す」よりも「聞く」営みであるというところ。Novaくんが案内人さんとの「問い」と「対話」を通して自分を見つけていくのは、哲学的なアプローチなのね。


問う事。考えること

話すこと。聞くこと。


改めて各自がそれについて考える。それもまたEchoes of Life と言うショーの狙いなんだろうね。




前にもお話ししましたが、こうして本の感想を書くだけでも、あれこれと資料を紐付けて、記憶を呼び起こして、調べて…という作業は常で。


ましてや今回、羽生くんは『小説』を書いたわけで、その参考文献が9冊というのも頷けるし、そこから更に大量の調べ物もしたと思う。

膨大な時間と彼の睡眠時間を大幅に削って書き上げられたアイス ストーリー Echoes of LIfe


こうして参考文献なども読んでみると、Echoesの世界観に深みが加わる😊

内容少し知ってから…と思う方は、図書館でいくらでも借りられるので。まずは一読してみてくださいね!




読感②では、パンフレットのインタビュー。羽生くんとMIKIKO先生について見ていきます。それでパンフ読感は終わる予定。アフターで出てくるものもあるだろうから、余力残しておかねば🔥


キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ


今日も寄ってくれてありがとう。

…ちなみに、書籍宣伝してますが、私は晶文社の関係者ではありません。


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