今日は、琵琶のお話です
画像が不鮮明ですが
これでもようやく探しだした画像でして
謙信公愛用の、四絃の琵琶
銘を『朝嵐』といいます
今は上杉神社に実物があるようですね
もう少し物語が進んだ後で
この朝嵐が物語に出て来るので
その時、熱く(暑苦しく😅)語ります
お楽しみにね
琵琶って、四絃と五絃があるそうで
五絃の琵琶で超有名なのは
正倉院宝物のこれだよね~
私は正倉院展でこれを見た記憶
螺鈿の細工が美しいよね
琵琶の音というのは案外シンプルです
羽生くんの音源で聞いても
琵琶には派手さや華やかさは無くて
琵琶の音は
天と地との世界観のなかでも
羽生くんという人の内面としても
その根幹にある強さや厳しさ
あるいは苦悩 といったものを
表してる音のような気がしてます。私は。
みなさんはどう感じてるかな?
さて、琵琶の話を踏まえた上で
今日も戦国の扉を開けますか
・・・・・・
景虎様のところに身を寄せた
上杉憲政
景虎様の庇護下に入って
戦いの第一線から退いて余裕が出ると
まあ、ヒマになったわけですね(笑)
そこはそれ、名家・上杉家の当主様は
様々な『たしなみ』がある人なので
景虎様にもおすすめします
いずれそなたは管領となる者
上洛して公方家にお目通りに出るとき
風雅の嗜みがあれば、武へんも輝くもの
「何ぞ始めるがよい。教えてつかわす😊」
景虎様にしても
この頃から時々襲われるようになる
憂鬱感や寂寥感に
何か気が紛れるならと思ったのね
「音曲をなんなりとも
教えていただきとうございます」
「やるか。まず、琵琶が良かろう」
天と地との楽曲に琵琶が使われるのも
景虎様と琵琶の関わりもあるからかも??
楽器の演奏にハマった景虎様は
真面目に練習を重ねて
琵琶や笛や小鼓も嗜むようになりました
この頃
兄・晴景が病没したり
将軍家から、官途や位皆を与えられたり
でも、一番大きい動きは
武田晴信(後の信玄公)が
いよいよ信州奥深くへ進出してきたこと
いよいよ晴信様と景虎様の直接対決
川中島にての長い長い戦いの始まりが
目前に迫ってきました
~続きはまた今度~