評論家の渡部昇一先生が4月17日にお亡くなりになりました。
86歳とのことです。
幸福実現党とも深いご縁があり、保守の言論人として活躍されていたので、とても残念だと思っています。
ご本人もまだ10年は仕事をするつもりであったと思うのですが、果たして真実はどうなんでしょう。
渡部昇一先生のことですから、あの世に帰っても使命があるのだろうと思います。
私も20代の頃に渡部昇一先生の本を読み始め、当時は自分とほとんど関係ないであろう英語の専門書まで書店で注文していまいた。
いまから20年前位の本であればほぼ全部読んでいたのですが、結婚して忙しくなり全部は読めなくなっていました。
お亡くなりになったと思うと、生前の本を読み返してみたくなりますね。
まだ持っていない本もあるので、これから集めようかと思います。
すでに大川隆法総裁先生より、渡部昇一先生の守護霊霊言は出ていましたが、あの世からご本人の感想も聞きたいなと思います。
渡部昇一先生ご本人の霊言は収録されると嬉しいなと思います。
昨年の著書である「実践 快老生活」で老年を生きる知恵を発表されていましたが、これが遺言のようなものでしょうか・・。
ともあれ、まずは偉大な先人である渡部昇一先生のご冥福をお祈りしたいと思います。
以下、ヤフーニュースから
評論家の渡部昇一氏が死去 「知的生活の方法」
産経新聞 4/18(火) 1:01配信
本紙正論メンバーで第1回正論大賞を受賞した英語学者・評論家で上智大名誉教授の渡部昇一(わたなべ・しょういち)氏が17日午後1時55分、心不全のため東京都内の自宅で死去した。86歳だった。
葬儀・告別式は親族で行う。喪主は妻、迪子(みちこ)さん。後日、お別れの会を開く。ここ数日、体調を崩していた。
昭和5年、山形県鶴岡市生まれ。上智大大学院修士課程修了後、独ミュンスター大、英オックスフォード大に留学。帰国後、上智大講師、助教授をへて教授に。専門は英語学で、「英文法史」「英語学史」などの専門書を著した。
48年ごろから評論活動を本格的に展開し、博学と鋭い洞察でさまざまな分野に健筆をふるった。51年に「腐敗の時代」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
同年に刊行された「知的生活の方法」は、読書を中心とした知的生活を築き上げるための具体的方法を論じ、100万部超のベストセラーとなった。
57年の高校日本史教科書の検定で、当時の文部省が「侵略」を「進出」に書き換えさせたとする新聞・テレビ各社の報道を誤報だといちはやく指摘し、ロッキード事件裁判では田中角栄元首相を擁護するなど論壇で華々しく活躍。
一連の言論活動で「正確な事実関係を発掘してわが国マスコミの持つ付和雷同性に挑戦し、報道機関を含む言論活動に一大変化をもたらす契機となった」として60年、第1回正論大賞を受賞。
東京裁判の影響を色濃く受けた近現代史観の見直しを主張するなど、保守論壇の重鎮だった。平成27年、瑞宝中綬章。主な著書に「日本史から見た日本人」「ドイツ参謀本部」など。フランシス・フクヤマ「歴史の終わり」など翻訳も多数手がけた。