ただ

毎日

そこに
佇んで


とどまる


君は


何を考えているのかな





愛おしい
愛おしい


走り回る小さい子を
横目に



こんなころも

あったんだね、と。




私の背を追い越した
君を想う



どこから

ずれ始めたんだ



どこから

こうなったんだ




思い返すことに

意味はないと知りながら




探らずにはいられない


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君の

制服の裾直しを

引き取りにいくのを



ためらうのは…


諦めなのかもしれない



私も


とどまったまま


あの頃に