安全に資産を運用する方法として定期預金は定番ですが、近年の低い金利状況では利息もそれほど望めません。そこで、もう少し有利な条件で運用したい時にピッタリなのが、元本確保型の商品です。これは元本保証型の商品と違い、条件を満たしていれば元本割れしないという商品です。
ですから中途解約したり、取引先が潰れるなど、規定条件から外れた場合は元の金額より減ってしまう場合があります。とはいえ、このちょっとしたリスクのおかげでリターンが好条件になっていますから、定期預金では満足できない時に打って付けです。
また、現金以外のプラスアルファのメリットも欲しいという場合は、養老保険も着目に値します。最近では返礼率が以前より下降したり、ほかの貯蓄性に優れる商品に人気が分散している状態でもありますが、生命保険の安心感を手に入れられるという魅力は、まだまだ素晴らしいものがあります。
養老保険は生涯加入し続ける終身保険と違い、有限の生命保険なので契約期間が終了すれば、満期金が支払われます。契約期間が短過ぎたり途中で解約などしなければ、原則として元金を下回ることはありません。ただし特約などを付帯させますと、満期金が支払い額より減るのが一般的ですから留意が必要です。