こんにちは、綾園むろです。
今日は、マクドナルドでアルバイトをしていた30年前のお話の続きです。
前回の記事「【マクドナルドの思い出】 Cクルーへの道」はコチラ
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マクドナルドのクルーにはランクがありまして、
トレーニーから始まり、C → B → A → トレーナーと
仕事のレベルが上がればランクが上がるシステムになっております。
（現在も同じなんでしょうかねぇ）
トレーニーからCクルーにランクアップするまで、
僕の場合は1ヶ月の期間（時間にすると15～20時間くらい）を要したわけですが、
「よし、次はBクルーだ！」と息巻いていたところ、
どうもマネージャーからの受けが良くないようで。
仕事のスピードが遅いのか、
要領が悪いのか、
はたまた素行が悪いのか（笑）
とある社員マネージャーのMさんから、
「お前は万年Cクルーやな」と言われました。
んっ、どういうこと？
万年、という事はずーっとCのまま？？
今ではパワハラって言われそうな発言ですけど（笑）
でも30年前はそんなパワハラなんてことは考えず、
単に「え～なんでなんで？？」
みたいな悪態をついておりました。
気づけばアルバイトを始めて約5か月が経過。
Mマネージャーが言う通り、Bクルーにはなれず、ずーっとCのまま。
トホホ・・・
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そんなある日、厨房には、クルーが僕一人。
あとは大学生のFスイングマネージャー（アルバイトのマネージャー）が
一人いるだけの平日の静かな夜。
突然ドライブスルーが大渋滞を起こし、
プチピークがやってきました！
Fスイング：「ニューオーダー 12バーガープリーズ！」
僕：「さ、サンキュー！」、
Fスイング：「ニューオーダー 12てりやきプリーズ！」
僕：「さ、さ、サ
ンキューーッ！」
ほれ、てりやきパティ焼いて、
ほれ、ミート焼いて、
ほれ、バンズ焼いて、
せっせせっせ（汗）
万年Cクルーと言われている僕一人しかいない厨房で、
スイングマネージャーがフォローしてくれながら、
何とか大きなウエイト（お客様を待たせるの意）を出さず、
ピークを終えることが出来ました。
ピーク終了後、
「全然いけてるやん！Aクルーいけるで！」
と、Fスイングマネージャー。
突然、2階級特進！？
万年Cクルー卒業！？
いきなりAクルー！？
と思いましたが、
社員マネージャーのMさんが「Aは上げすぎや。Bやったらええ」と
言ってくれたのです。
万年Cクルーとの烙印を押したMマネージャーが、
Bクルーへのランクアップを認めてくれました。
これまで、ただ何となくアルバイトをしていた自分が、
なんだか一皮むけたというか、
アルバイトに対する意識が変わった、と感じた瞬間でした。
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