「可愛い子には旅をさせよう!」
中学生の頃、わたしは北海道十勝平野のど真ん中に住む、平凡な女の子でした。
人の数より、牛や馬の数が多いところで、全校生徒30人。正真正銘の田舎っぺです!!
町には映画館もなかったので、「海外」といえば、FMラジオで流れる外国の音楽がすべて。
ラジオの向こうから聴こえてくるビートルズやサイモン&ガーファンクルに憧れて、海を渡った遠い異国へいつも思いを馳せていました。
それが、ひょんなことから、中3の夏に人生初のアメリカ旅行に行く機会を得ました!
初めてアメリカの空港へ降りた瞬間のワクワク、ドキドキ感!
空港に到着したその瞬間から、これまで経験したことのない外国の空気、異なる人種の人々が行き交うその光景!
まるでこの世に生まれたばかりの赤ん坊のように、ただただ全ての光景が新鮮で衝撃的でした。
その時の驚きと感動、アメリカで送った日々がその後の人生を変えました。
まずは、サマーキャンプに、1週間参加しました。
一緒に過ごした同年代の外国人とはまったく言葉が通じない中、ジェスチャーだけでのやり取りだったのですが、信じられないくらい仲良しになれました。
別れが辛くて泣きましたが、帰国してからもずっと交流が続いています。
子どもだったからこそ、言葉が通じない状態で、短期間で打ち解け合い、心の交流ができたのだと思います。
当時の真っすぐな気持ち、無垢な好奇心、研ぎ澄まされた感受性、未知の世界へ向かうエネルギーの強さは2度と経験できません。
15歳の胸に、日本という狭い枠に囚われない生き方や価値観を与えてくれました。
母親になった現在、子供達には、出会ったことのない景色や感じたことのないその土地の空気、人々の生活や文化を目の当たりにして、五感を刺激して欲しいと心から願っています。
子供時代には、大人になっては持ちえない感性や柔軟性、そして無限ともいえる吸収力があるからです。
子供がいると海外旅行なんてまだまだ無理と、敬遠しがちな方も多いと思います。
現に私も仕事柄、子連れ旅行で苦労なさってるママやパパを見て、そう思ってきました。
それだからこそ、これまで数々の都市や国を旅してきて、飛行機にも数えきれないくらい乗る中で、そのたびに「どうしたら快適な旅ができるのか」を常に考えてきました。
もちろん!予測できないトラブルは海外につきものですし、子連れならトラブルは絶対にイヤですよね。
完全にトラブルを回避することはできなくても、事前の準備とノウハウで限りなく避けることは可能だと思えるようになりました。
このブログでは、私が経験してきた知識やノウハウを出し惜しみせずお伝えして、子連れ旅行のハードルが少しでも下がり、快適で楽しい旅になることにポイントを置いて、実践的な役立つ情報を発信していきます!
あと、子連れ旅行のメリットは、パパとママも日常から解放されるので気持ちに余裕ができ、子供とじっくりと向き合う時間が生まれます。
環境が変わった中で、普段見えない子どもの一面を目にしたり、新たな発見があることと思います。
何より、濃密な時間を持つことにより、親子の絆がより深まりますよ~!
よろしくお願いします❣️